David Murray (tenor saxophone)
bass_clarinet
David Murray (tenor saxophone)
David Murray (tenor saxophone)
David Murray (tenor saxophone, bass clarinet)
Eric Dolphy (flute, bass clarinet, alto saxophone, clarinet)
そのままの音。
posted by H.A.
Eric Dolphy (flute, bass clarinet, alto saxophone)
近いかな?違うなあ・・・?
posted by H.A.
“The Jewel in the Lotus” (Mar.1974) Bennie Maupin
Bennie Maupin (saxophones, flute, bass clarinet, voice, glockenspiel)
Herbie Hancock (acoustic, electric pianos) Buster Williams (bass) Billy Hart (drums) Freddie Waits (drums, marimba) Bill Summers (percussion)
Charles Sullivan (trumpet)
Herbie Hancock、さらに番外編・・・ってなことではないですが。
“Bitches Brew” (Aug19-21,1969) Miles Davis~“Head Hunters” (Sep.1973)のメンバーBennie Maupin、唯一のECM作品。
“Head Hunters” (Sep.1973) 以前のHerbie Hancockバンドの主力メンバー、“Mwandishi” (Dec.1970),“Crossings” (Feb.1972),“Sextant” (1972) Herbie Hancockあたりと近いメンバーでのセッション。
ニューヨークでの録音、元のジャケットデザインなど、ECMっぽくはない部分もあるのですが、プロデューサーはManfred Eicherです。
“Head Hunters” (Sep.1973) の録音は既に終わっている時期のようですが、さすがにECM、ポップさが前に出ることはありません。
Herbie Hancockのピアノを、あの紛うことなき1970年代ECMの透明度の高い硬質なサウンドで聞ける唯一の作品というのも貴重でしょう。
が、全体的にはあの超ハイテンションなキツい感じではなく、穏やかなサウンド。
ポスト“Bitches Brew” (Aug19-21,1969) Miles Davis以降のジャズファンクを模索していた上記の諸作に近いムードですが、とんがっていない、洗練された音。
さらに、浮遊感が強く、優しい音。
ECMの真骨頂、ルバートでのスローバラードも数曲収められています。
途中の妖しいボイスの囁き~フリージャズ的な楽曲を除けば、暗さ、深刻さもあまりなく、心地よい音の流れが続きます。
ビートがとても柔らかくてしなやか、緩すぎずキツ過ぎずのいい感じのグルーヴ。
“Head Hunters” のPaul Jackson, Harvey Masonはファンクな名コンビですが、彼らではこの感じにはならななかったのでしょうし、ECMでの制作もなかったのでしょう。
全曲Bennie Maupinの楽曲ですが、Herbie Hancock的な洗練されたクールさがそこかしこにが漂っています。
反面、1970年代ECM特有の緊張感や厳しさは薄いのですが、それもお好みでしょう。
また、インプロバイザーBennie Maupin、Herbie Hancockが前面に出ることはあまりなく、“Bitches Brew”的な妖しさもほどほど。
淡い色合いのアンサンブル中心、強烈な浮遊感の穏やかな音。
全編通じていい感じで、このままECMで制作が続くと大名作が出来た予感があるのですが、このバンドとECMのコラボレーションはこの作品のみで終了。
“Head Hunters”が大ヒットしちゃったので仕方ないですかね。
世の中うまくいっているような、そうでもないような・・・
David Murray (tenor saxophone)
Dave Burrell (piano) Fred Hopkins (bass) Ralph Peterson Jr. (drums)
過激なサックスのDavid Murray、日本制作のマラソンセッション“Lovers”, “Spirituals”, ”Ballads”, ”Tenors”, “Deep River” (1988) の中の一作。
本作はサックスの巨人ゆかりの曲を取り上げていく編集。
John Coltrane, Albert Ayler, Ornette Coleman, Ben Webster, Sonny Rollinsといった、いかにも影響を受けていそうな人たちの愛奏曲。
結果的にはこのあたりまでのDavid Murrayとしては、最もオーソドックスなジャズに近い作品の一つ。
Dave Burrell含めて、キッチリとジャズを演奏しています。
もちろんフリーな曲もあり、そちらは激しいし、他もあくまで辛口、激しい系ジャズ。
後の作品はもっとベタベタなジャズ作品がありますが・・・
David Murrayは何を吹こうがいつも通り。
“Ghosts” だろうが “St. Thomas” だろうが“Chelsea Bridge”だろうが、David Murray節。
探りながら入って、徐々にテンションを上げ、グチャグチャになって・・・
それでも最後はシレっと元に戻る様式美、あるいは名人芸。
これを聞き馴染んだジャズ曲でオーソドックスにやってくれるのだから、ジャズファンとしてはたまりません。
それもどの曲も違和感なくまとめてしまう、まさに名人芸。
それとも、これでも普通のジャズファンからすると、激烈過ぎて違和感があるのかな?
“Chelsea Bridge”とか絶品だと思うけどなあ・・・
いずれにしてもこの期のセッション、五作のアルバムは、いずれもほどほどに過激さが削ぎ落とされ、オーソドックスとのバランスが取れたいい作品です。
録音もよくて、真っ黒けで艶々のテナーの音が一番カッコよく聞こえるのもこのシリーズかもしれません。
イチオシは“Lovers”でしょうね。
※別のアルバムから
posted by H.A.
David Murray (tenor saxophone)
Dave Burrell (piano) Fred Hopkins (bass) Ralph Peterson Jr. (drums)
過激なサックスのDavid Murray、日本制作のマラソンセッション“Lovers”, “Spirituals”, ”Ballads”, ”Tenors”, “Deep River” (1988) の中の一作。
本作は黒人霊歌、賛美歌的な演奏を集めた作品なのでしょう。
冒頭の”Amazing Grace”は当時流行っていたように思いますので、制作サイドに要求されたのかもしれません。
が、最初から最後までドラムがフリーテンポのとてもカッコいい演奏。
David Murrayはいつも通りですが、ビートが落ち着くまではDave Burrellがキッチリとペースをキープしているのが面白いところ。
フリーなようでキチっとした人です。
その他、激盛り上がりのロッカバラード風やら、ブルースやら。
メインテーマと思しき黒人霊歌は、予想に反してあっけらかんとサラッと演奏している印象。
それらも決して悪くはないのですが、やはり、とても悲し気で激しい“Crucifixion”と、これも激しいバラード”Amazing Grace”が出色でしょうか。
最後のゴスペルチックな盛り上がり~いつものグチャグチャで締めるブルースもカッコいいなあ・・・
どうせコンピレーションするなら、他のアルバムも含めて、ブルージーな演奏とスピリチュアルな演奏を分ければよかったのに・・・、と思うのは聞くサイドのわがままなのでしょう。
posted by H.A.
David Murray (tenor saxophone)
Dave Burrell (piano) Fred Hopkins (bass) Ralph Peterson Jr. (drums)
過激なサックスのDavid Murray、日本制作のマラソンセッション“Lovers”, “Spirituals”, ”Ballads”, ”Tenors”, “Deep River” (1988) の中の一作。
本作は“Lovers”と同様にバラード集。
もちろん似たテイストですが、スローテンポ~激情系が多い“Lovers”に対して、ミディアムテンポが多い本作。
“Lovers”は辛口のバラード集ですが、本作は穏やかでマイルド。
Dave Burrellは終始落ち着き払ったピアノ。
エンジンが掛からなかったか、穏やかにまとめようとしたのか?
そんな音を背景にしても、インプロビゼーションになるとグシャグシャと崩れていくMurrayさん。
結果、決して甘口ではありませんが、珍しく優し気なムードはあります。
各人が持ち寄った淡い色合いの穏やかなオリジナル曲。
このシリーズでは一番聞きやすいアルバムかな?
奥様の美形ポートレートのジャケットにはよく騙されますが、本作はジャケット的な音です。
posted by H.A.
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