吉祥寺JazzSyndicate

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Thelonious_Monk

【Disc Review】“Monk” (1953, 1954) Thelonious Monk

“Monk” (1953, 1954) Thelonious Monk

Thelonious Monk (piano)
Curly Russell, Percy Heath (bass) Art Blakey, Willie Jones (drums)
Ray Copeland (trumpet) Julius Watkins (French horn) Frank Foster, Sonny Rollins (tenor sax)

Monk: Rudy Van Gelder Series (24bt)
Thelonious Monk
Prestige
2009-09-08


 Thelonious Monk、1950年代前半の二管クインテット作。
 ジャケットはAndy Warhol。
 鬼のようなアルバム“Brilliant Corners” (1956), “Monk's Music” (1957)の前哨戦・・・ってこともないのでしょうが、それらよりも少しおとなしめ、少し普通のモダンジャズに寄った感じでしょうか。
 ってもさすがにMonkさん、どこかぶっ飛んだような、異次元空間からやってきましたあ・・・な感じのヒップな音。
 ブルージーで素っ頓狂なオリジナル曲に、洗練されたスタンダード。
 あちこちに跳びまわってはみ出してしまいそうで落ち着いてしまう、崩れそうで崩れない、懐かしいようで新しい、そんな不思議なジャズ。
 ちょっとおとなしめにまとまったジャケットといいバランスですねえ。




posted by H.A.


【Disc Review】“Thelonious Himself” (1957) Thelonious Monk

“Thelonious Himself” (1957) Thelonious Monk

Thelonious Monk (piano)
John Coltrane (tenor sax) Wilbur Ware (bass)

Thelonious Himself
Thelonious Monk
Ojc
1991-07-01


 寂しげな空間に響くピアノ。
 流れてくるのはさりげないLove Song。
 確かに“4月のパリ”の風景なのでしょう。
 さり気ないロマンチシズムが漂う上品で洒落たメロディ。
 でも、そこ街の賑わいはなく、人気もない、パリの空気感。
 徐々に歪んでいく時空。
 強い寂寥感、離散する時間の感覚の中、かろうじて維持される秩序。
 真夜中なのかもしれないし、遠い過去の事なのかもしれません。
 それとも、荒廃した未来のパリの景色なのでしょうか・・・




posted by H.A.


【Disc Review】“Thelonious Monk quartet with John Coltrane at Carnegie hall” (1957) Thelonious Monk quartet, John Coltrane

“Thelonious Monk quartet with John Coltrane at Carnegie hall” (1957) Thelonious Monk quartet, John Coltrane
Thelonious Monk (piano) John Coltrane (Tenor Sax)
Ahmed Abdul-Malik (bass) Shadow Wilson (Drums)



 冒頭の“Monks Mood”。
 ピアノとテナーサックスのDuoから始まるルバートでのスローバラード。
 曖昧なビート、二人の呼吸のペースで進む時間。
 漂い、転げまわるピアノに、飛びまわるテナーサックス。
 伸び縮みする時間と少しずつ歪む空間。
 時折の高速なロングフレーズが、歪んだ時空をさらに掻きまわす。
 モダンジャズ?
 はるか60年前、静かで穏やかなトリップミュージック。




posted by H.A.

【Disc Review】“Brilliant Corners” (1956) Thelonious Monk

“Brilliant Corners” (1956) Thelonious Monk
Thelonious Monk (piano, celesta)
Ernie Henry (alto sax) Sonny Rollins (tenor sax) Paul Chambers, Oscar Pettiford (bass) Max Roach (drums) Clark Terry (trumpet)

セロニアス モンク

 天才セロニアス・モンク。
 この世紀の名作は「モダンジャズ」の異端。
 とても変わったメロディとピアノ。
 親しみやすさはない。
 オーソドックスなリズム、ブルースもそれにつられて変わった感じがする。
 ハードボイルドなムードが漂っているのだけども、ユーモアも感じるし、そればかりではない。
 ただ尋常ではないムードはわかる。
 なぜかロマンのようなものも感じる。
 ある意味、未完成な質感。
 達人たちのインプロビゼーションは、その未完成な構築物を一つずつ積み上げているようにも聞こえる。
 いや、もしかしたら、それが彼の意図で、その意味で完成された音楽なのかもしれない・・・
 凡人の私にできることは、ただただ想像するのみ。
 要するに、こんなに想像力がかきたてられる音楽は他にはない。
 「モダンジャズ」の勃興期にしてこの音楽。
 Thelonious Monkの天才。

 (Monkさんのピアノって、カナヅチの音に聞こえるんですよね・・・極めて貧困な想像力・・・)




posted by H.A.
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