“Rock of Ages” (1971) The Band
Robbie Robertson (guitar, backing vocals) Garth Hudson (organ, piano, accordion, tenor, soprano sax) Richard Manuel (piano, vocals, organ, clavinet, drums) Rick Danko (bass, vocals, violin) Levon Helm (drums, vocals, mandolin)
Howard Johnson (tuba, euphonium, baritone sax) Snooky Young (trumpet, flugelhorn) Joe Farrell (tenor, soprano sax, English horn) Earl McIntyre (trombone) J. D. Parran (alto sax, clarinet) Bob Dylan (vocals, guitar)

Rock of Ages
Band
Capitol
ザ・バンド


 懐かしのアメリカンロックシリーズ、The Bandのライブアルバム。
 集大成というには早い時期の作品だけどもそんな内容。
 “The Last Waltz” (1976) なんてお化けのような名アルバムがあるけども、そちらはゲストが多いので、こちらの作品の方がThe Bandそのままの音でしょう。
 もちろん“The Last Waltz”でも、どんな大物ゲストが入っても、このバンドの音そのものなのですがね。
 Bob Dylan絡みでフォークロックの代表のようなイメージが強く、事実そうなのだけど、ソウルっぽい色合いも強いように思います。
 サザンソウル、あるいはニューオリンズ系ファンクからの影響が強いのでしょうかね。
 あまり意識はしていなかったけど、Little Featにも似ているし、Otis Reddingっぽい展開もあったりしますね。
 Eric Claptonはもちろん、Rolling Stones、Facesにもこのアルバムの展開の断片が出てくる場面がたくさんあったなあ。
 あの時代のよきアメリカを代表するような音。
 ロックに加えて、ソウル、フォーク、カントリー、その他を含めて混ぜ合わせた音。
 大らかで、ゆったりしていていて、自由な感じで・・・
 ガッツリとしたホーン陣のサポートがソウルっぽくてカッコいい。
 リズムも直球な8ビート一辺倒じゃなくて、自在でファンキー。
 ギターのカッコよさもさることながら、ニューオリンズ~ホンキートンクなピアノがいいなあ。
 バンドのキャリアとしては初期のはずだけども、名曲揃い。
 ニューオリンズ系ファンク“Don't Do It”から始まり、 “The Weight”、”Stage Fright”、”W.S. Walcott Medicine Show”・・・
 さらには近年のCDには追加で”I Shall Be Released”その他諸々、御大Bob Dylanも参加して数曲。
 締めはあの“Like A Rolling Stone”。
 アメリカでは一家に一枚、かどうかわわかりませんが、アメリカンロックの聖典、そんな音がぎっしり詰まったアルバム。




posted by H.A.