吉祥寺JazzSyndicate

 吉祥寺ジャズシンジケートは、東京、吉祥寺の某Barに集まるJazzファンのゆるーいコミュニティです。  コンテンポラリーJazzを中心に、音楽、アート、アニメ、カフェ、バー、面白グッズ、などなど、わがままに、気まぐれに、無責任に発信します。

Rainer_Bruninghaus

【Disc Review】“The Colours Of Chloë” (1973) Eberhard Weber

“The Colours Of Chloë” (1973) Eberhard Weber
Eberhard Weber (bass, cello, ocarina)
Rainer Brüninghaus (piano, synthesizer) Peter Giger (drums, percussion) Ralf Hübner (drums) Ack van Rooyen (fluegelhorn) Cellos of the Südfunk Symphony Orchestra Stuttgart

エバーハルト ウェーバー

 ヨーロピアンコンテンポラリージャズの雄、ドイツ人ベーシストEberhard Weber。
 まずはECMレーベル第一弾(?)。
 初っぱなからすごいアルバム。
 重厚なストリングスとスペーシーで饒舌なベース、キラキラとしたピアノ。
 柔らかなリズム。
 スローテンポでは漂うような浮遊感、アップテンポでは強いグルーブ、その上を美しいピアノ、ベースが駆け巡る。
 こりゃ気持ちいいや。
 リーダーもさることながら、Rainer Brüninghausのピアノが只者ではない感満点。
 音やフレーズがキレイなことはもちろん、上記のアルバムの印象そのままに、スローでは漂いつつも高速フレーズを連発、アップテンポでは突っ走る万華鏡のような演奏。
 おまけに上品で明るい質感。
 凄いピアニスト。
 アコースティック4ビートのジャズとは全く異なりますが、フュージョン、プログレッシブロックと言うには柔らかすぎるし、ジャズっぽ過ぎる。
 新しいタイプの音だったんでしょう。
 初期のPat Methenyにも通じる音。
 楽曲は若干の怪しさを漂わせつつも、基本的には明るくて、ドラマチックな構成。
 さらにとても素敵なジャケット。
 何かが始まるのかなと予感させる深い一枚。




posted by H.A.

【Disc Review】“Continuum” (1983) Rainer Brüninghaus

“Continuum” (1983) Rainer Brüninghaus
Rainer Brüninghaus (piano, synthesizer)
Markus Stockhausen (trumpets, fluegelhorn) Fredy Studer (drums)

Continuum
Rainer Bruninghaus
Ecm Records
2001-02-27


 前作“Freigeweht” (1980)では宇宙的浮遊感の音楽だったRainer Brüninghaus。
 同じような編成ですが、本作の空気感は地上です。
 不思議なもので、ビートが微妙にはっきりしているから?
 構成が複雑だから?
 ピアノがはっきりとフィーチャーされているから?
 何故かはわかりませんが、これまた心地よい音楽であることは変わりません。
 緊張感があるけども、美しく優しいピアノ。
 浮遊感のある、しなやかな音楽。




posted by H.A.

【Disc Review】“Freigeweht” (1980) Rainer Brüninghaus

“Freigeweht” (1980) Rainer Brüninghaus
Rainer Brüninghaus (piano, synthesizer)
Kenny Wheeler (flugelhorn) Jon Christensen (drums) Brynjar Hoff (oboe, English horn)
 
Freigeweht
Rainer Bruninghaus
ECM Records
2000-04-04





 ベーシストEberhard WeberやサックスJan Garbarekの諸作品でカッコいいピアノを弾いていた人。
 ベースレス、ホーン入りの変則トリオ。
 近未来の香りとクラシックの香りが混在する、クールな質感のコンテンポラリージャズ。
 シンセサイザーが作る未来的、宇宙的空気の中を、ピアノ、ドラム、ホーンが泳ぐ。
 なるほど、ベースレスならではの浮遊感。
 あの凄いピアノを派手に弾く場面は少なく、ホーン、ドラムと均等なバランス。
 でも、やはりこの人のピアノは只者では無い。
 低速時のタメと、高速時の加速感のバランスがいいのでしょうか。
 クラシックの香りも併せて、上品かつ疾走感、情緒感のある演奏。
 サラリとしていて、ベタつかない美しさ。
 緊張感は低くないけども、厳しくはなく、あくまで優しいピアノ。
 サポートメンバーの好演奏も手伝って、終始、上品なグルーブ感、昂揚感がある音楽。
 スペースシャトル、もう一回地球を周回しましょうか、ってな感じの、静かで美しく平穏、だけども昂揚感、微妙な緊張感がある音。
 心地いいピアノ、心地いい音楽。


※ピアノだけでもカッコいい・・・

posted by H.A.
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