“Indigos” (1955) Duke Ellington and His Orchestra
Duke Ellington (Piano)
Jimmy Wood (Bass) Sam Woodyard (Drums) Harry Carney, Jimmy Hamilton, Johnny Hodges, Paul Gonsalves, Russell Procope (Saxophone) Britt Woodman, John Sanders, Quentin Jackson (Trombone) "Cat" Anderson, Clark Terry, "Shorty" Baker, Ray Nance, Willie Cook (Trumpet)

Indigos
Duke Ellington
Impex Records

デューク エリントン

 大御所Ellingtonのバラードを中心としたアルバム。
 ロマンチック&ノスタルジック。
 粋の極み。
 ビッグバンドには疎く、EllingtonさんもBasieさんもあまり聞いていないフトドキものですが、このアルバムはお気に入り。
 アンサンブルは控えめ、各人のソロ楽器を前面に出しつつバンドがつつましく上品にサポートするイメージ。
 落ち着いた演奏揃い。
 バックがおとなしい分、各人のソロ演奏が際立ち、ピアノはもちろん、とろけるようなPaul Gonsalvesのサブトーンの塊テナー、これまたとろけるようなJohnny Hodgesの艶々アルト、Shorty Bakerの小粋なトランペットなどなど、名人芸がこの上もなく心地よく響きます。
 ”Solitude”、”Mood Indigo”、”Prelude to a Kiss”、あるいは、”Night and Day”、”All the Things You Are”、などなど、耳タコな曲、他の人のカバーだと敬遠してしまいそうな曲が、これしかないよねえ、と思うような音。
 艶やかでセクシー、聞けば40~50年代のニューヨークあたりの粋人になったような心地よい錯覚。
 ジャズのカッコいいところがてんこ盛り。
 無人島に持っていくアルバムに確実に入る一枚。




posted by H.A.