“Lucas Nikotian, Sebastian Macchi” (2013) Lucas Nikotian / Sebastian Macchi

Lucas Nikotian, Sebastian Macchi (piano)


Lucas Nikotian – Sebastian Macchi
Lucas Nikotian
bar buenos aires
2013-09-26






 アルゼンチンの二人のピアニストによるDuo作品。
 ジャズ、クラシック、現代フォルクローレが交錯するピアノミュージック。
 “Luz de agua” (2005) のSebastian Macchiはもちろん、 Lucas Nikotianもレーベル主宰のCarlos Aguirreの影響が強いのでしょう。
 クラシックの色合い、ヨーロッパの空気感も漂うピアノ。
 躍動感の強い演奏が多いのですが、うるさくなることも音がぶつかることもなく、音楽は穏やかに進んでいきます。
 Carlos Aguirre、あるいはブラジルのAndre Mehmariを想い起こすような二人のピアノ。
 タメを効かせて置かれていく音がセンチメンタルでもあり、繊細でもあり・・・
 このレーベル系の音楽、本拠地の立地も含めて川沿いミュージック?と呼ばれることがあるそうですが、本作もまさにそんな音。
 ゆっくりと静かに流れたり、淀んでみたり、飛び跳ねてみたり、速く激しく流れたり・・・さまざまな表情。
 楽曲を概ね分け合った二人のオリジナル曲は、表情は違えど穏やかで優し気なムードは変わりません。
 どこまでも続いていきそうな音楽ですが、最後は虫の音のようなSEと囁きボイス、シンセサイザーも絡めつつのPat Metheny、あるいはLyle Mays風に静かに、しかもドラマチックに幕。
 なるほど、そこにも繋がっているのか・・・




posted by H.A.