“Adentro Floresta Afora” (2015) Leonora Weissmann
Leonora Weissmann (Vocal)
Rafael Martini (Piano, Gutar, Steel drums, Vocal, etc) Rafael Macedo (Guitar, Vocal) Alexandre Andrés (Flute, Vocal) Frederico Heliodoro (Contrabass) Edson Fernando (Percussion, Steel drums, Vibraphone, Glockenspiel, Vocal) Felipe José (Violoncelo), Renato Motha (Guitar, Vocal) Patricia Lobato, Sérgio Pererê, Leopoldina, Beth Dau (Vocal)

レオノラ ヴァイスマン

 ミナス系MPBボーカリストLeonora Weissmann。
 詳細な情報は持っていませんが、例のごとく優しいミナスサウンドながら、普通とは少々異なるカッコよさ。
 いろんな楽器が絡みますが、基本的にはピアノトリオ、ギター+管のサポート。
 基本的はフォルクローレの色も強いミナス系のサウンドですが、不思議系が入る音。
 アレンジが凝っていて、Vibraphone、Steel drumなどこの種の音楽ではあまり使われない楽器、コーラスワーク、Naná Vasconcelos的なvoiceと効果音、Egberto Gismonti的展開、アグレッシブ系のビート、などなど、要所にいろんな仕掛けが組み込まれています。
 また、基本線はポップで優しいメロディの中に、不協和音ではないのだけも、ちょっと変わったメロディや展開が組み込まれています。
 諸々あわせて不思議系、幻想的なムードも漂います。
 さらに、ピアノのタッチが美しく、只者ではない感が漂う音使い。
 フルート、ベースなども含めてインプロビゼーションもカッコいいし、ジャズ的なグルーヴもしばしば。
 ビートが常に効いているわけではありませんが、普通にコンテンポラリージャズとしてもカッコいい演奏。
 ボーカルはキレイ系。
 素直で伸びやかな歌ながら、スキャット中心にこれまた少々幻想的な質感。
 例によって水彩画系のジャケット。
 ジャケット通りにナチュラルでアコースティック、淡くて、優しくて、郷愁感が漂ういつもの質感・・・ではあるのですが、少々のひねり。
 全体を眺めると、前向きで優しいミナス系の音からは外れないものの、クリエイティブ系。
 これはカッコいいんではないでしょうか。




posted by H.A.