“Wave Upon Wave” (2014) Jonathan Kreisberg
Jonathan Kreisberg (guitar)
Will Vinson (sax) Kevin Hays (piano) Rick Rosato (bass) Colin Stranahan (drums)
 
Wave Upon Wave
Jonathan Kreisberg
New for Now Music
2014-11-11
ジョナサン クライスバーグ




 ニューヨーク系のコンテンポラリーギタリストの最新作。
 この人、いろんなテイストのアルバムが出ていますが、このアルバムではいかにもなニューヨーク系コンテンポラリージャズ。
 気合入ってます系。
 サックス入り、ギター中心のコンテンポラリージャズと言えば、Kurt Rosenwinkel辺りが親分なのでしょうか。
 他にもGilad Hekselman、Adam Rogers、Lage Lund、さらにはPat Metheny御大まで最近はサックス入りフォーマット。
 流行なんでしょね。
 さて、この人、上記の強者達の中ではオーソドックス。
 この人とLage Lundが一番ジャズギタリストっぽいというか、落ち着いているというか。
 もちろんフレーズは今風だし、エフェクターも少々。
 かつてのジャズギタリストとは雰囲気は全く違うのだけども、何となく安心して聞ける。
 音の選び方が素直なのでしょうかねえ。
 曲もこの界隈で流行の?ごっつくて複雑怪奇な感じは少しだけ。
 まあ、最近の若手らしく不思議系ではありますが、基本的にはわかりやすい。
 さて、それらを退屈ととらえるか、ほどほどで聞き易くて心地よいととらえるか?私的には後者。
 普通に聞くにはこのくらいがちょうどいいくらい。
 もちろんリズム隊はビシバシ、ガンガンのエキサイティングな最近のニューヨーク系の演奏。
 特にドラマーがカッコいい。
 攻撃しまくり。
 サックスも音数多めで、これまた攻めまくり。
 リーダーのギターもいつになく熱い。
 近年、クール系の若手が多い中、どちらかというと熱い系。
 但し、熱すぎて聞いていて疲れないぐらいに。
 このくらいの演奏のバランスで、甘めの美曲をやってくれると一番お気に入りの音になるんだろうなあ。
 でもニューヨーク系のコンテンポラリージャズって、甘い曲はあまりやらないのよねえ・・・
 その手の曲は若者の間では流行っていないんでしょうね。



posted by H.A.