吉祥寺JazzSyndicate

 吉祥寺ジャズシンジケートは、東京、吉祥寺の某Barに集まるJazzファンのゆるーいコミュニティです。  コンテンポラリーJazzを中心に、音楽、アート、アニメ、カフェ、バー、面白グッズ、などなど、わがままに、気まぐれに、無責任に発信します。

Jonathan_Kreisberg

【Disc Review】“Capturing Spirits - JKQ Live!” (2019) Jonathan Kreisberg

“Capturing Spirits - JKQ Live!” (2019) Jonathan Kreisberg

Jonathan Kreisberg (guitar)
Martin Bejerano (piano) Matt Clohesy (bass) Colin Stranahan (drums)

Capturing Spirits - Jkq Live!
Jonathan Kreisberg
New for Now Music
2019-11-15


 ニューヨーク系コンテンポラリージャズギタリストJonathan Kreisbergのライヴ録音。
 ピアノトリオにサポートされたシンプルなカルテット編成のコンテンポラリージャズ。
 複雑なメロディやビートの構成はスタジオ録音と同様、明るい色合いながらメカニカルな感じで愛想がないのですが、そんなことはどうでもよくなってしまう強烈なインプロビゼーションのオンパレード。
 ギターはPat Metheny以来の艶やかで丸いクリーントーン中心、少々派手目なエフェクティング。
 これでもかこれでもかと続くインプロビゼーション。
 そのひとつひとつの音がとても綺麗。
 これだけ綺麗にたくさんの音符を並べていくギターはなかなか希少。
 バラードやボサノバ風もありますが、それらも徹底的に今風にアレンジされたハイテンションな音、強烈な加速感を伴った弾きまくり。
 そんなギターにピッタリ追走し、さらに煽りまくる、ゴリゴリゴツゴツなピアノトリオ。
 すさまじい演奏。
 愉快痛快、手に汗握るスペクタクル。
 陰りの強いKurt Rosenwinkelに対して、陽のJonathan Kreisberg、ってな感じ。
 激しい演奏が続きますが、あくまでスムースなクリーントーンのエレキギターが先導するアコースティックな今風ジャズ、明るいムードも含めてとても気持ちいい音。
 今の“ジャズ”ギターを浴びるように聞ける一作。




posted by H.A.

【Disc Review】“Wave Upon Wave” (2014) Jonathan Kreisberg

“Wave Upon Wave” (2014) Jonathan Kreisberg
Jonathan Kreisberg (guitar)
Will Vinson (sax) Kevin Hays (piano) Rick Rosato (bass) Colin Stranahan (drums)
 
Wave Upon Wave
Jonathan Kreisberg
New for Now Music
2014-11-11
ジョナサン クライスバーグ




 ニューヨーク系のコンテンポラリーギタリストの最新作。
 この人、いろんなテイストのアルバムが出ていますが、このアルバムではいかにもなニューヨーク系コンテンポラリージャズ。
 気合入ってます系。
 サックス入り、ギター中心のコンテンポラリージャズと言えば、Kurt Rosenwinkel辺りが親分なのでしょうか。
 他にもGilad Hekselman、Adam Rogers、Lage Lund、さらにはPat Metheny御大まで最近はサックス入りフォーマット。
 流行なんでしょね。
 さて、この人、上記の強者達の中ではオーソドックス。
 この人とLage Lundが一番ジャズギタリストっぽいというか、落ち着いているというか。
 もちろんフレーズは今風だし、エフェクターも少々。
 かつてのジャズギタリストとは雰囲気は全く違うのだけども、何となく安心して聞ける。
 音の選び方が素直なのでしょうかねえ。
 曲もこの界隈で流行の?ごっつくて複雑怪奇な感じは少しだけ。
 まあ、最近の若手らしく不思議系ではありますが、基本的にはわかりやすい。
 さて、それらを退屈ととらえるか、ほどほどで聞き易くて心地よいととらえるか?私的には後者。
 普通に聞くにはこのくらいがちょうどいいくらい。
 もちろんリズム隊はビシバシ、ガンガンのエキサイティングな最近のニューヨーク系の演奏。
 特にドラマーがカッコいい。
 攻撃しまくり。
 サックスも音数多めで、これまた攻めまくり。
 リーダーのギターもいつになく熱い。
 近年、クール系の若手が多い中、どちらかというと熱い系。
 但し、熱すぎて聞いていて疲れないぐらいに。
 このくらいの演奏のバランスで、甘めの美曲をやってくれると一番お気に入りの音になるんだろうなあ。
 でもニューヨーク系のコンテンポラリージャズって、甘い曲はあまりやらないのよねえ・・・
 その手の曲は若者の間では流行っていないんでしょうね。



posted by H.A.
Profile

jazzsyndicate

【吉祥寺JazzSyndicate】
吉祥寺ジャズシンジケートは、東京、吉祥寺の某Barに集まるJazzファンのゆるーいコミュニティです。
コンテンポラリー ジャズを中心に、音楽、映画、アート、アニメ、カフェ、バー、面白グッズ、などなど、わがままに、気まぐれに、無責任に発信します。

記事検索
タグ絞り込み検索
最新記事
  • ライブドアブログ