吉祥寺JazzSyndicate

 吉祥寺ジャズシンジケートは、東京、吉祥寺の某Barに集まるJazzファンのゆるーいコミュニティです。  コンテンポラリーJazzを中心に、音楽、アート、アニメ、カフェ、バー、面白グッズ、などなど、わがままに、気まぐれに、無責任に発信します。

Johnny_Hodges

【Disc Review】“The Complete 1960 Jazz Cellar Session” (1960,1961) Ben Webster, Johnny Hodges

“The Complete 1960 Jazz Cellar Session” (1960,1961) Ben Webster, Johnny Hodges
Ben Webster (tenor sax) Johnny Hodges (alto sax)
1960:
Lou Levy (piano) Herb Ellis (guitar) Wilfred Middlebrooks (bass) Gus Johnson (drums)
1961: 
Ray Nance (trumpet) Lawrence Brown (trombone) Emil Richards (vibraphone) Russ Freeman (piano) Joe Mondragon (bass) Mel Lewis (drums)

Complete 1960 Jazz Cellar Session
Ben Webster & Johnny Hodges
Ais
ベン ウエブスター
ジョニー ホッジス
 


 好きなサックスは?と聞かれると、David Murray、Ben Webster、Archie Shepp、Ike Quebec、Johnny Hodges+Paul Desmondと答えます。
 たくさん名前を挙げるのが面倒くさい時は、Ben Webster、Johnny Hodgesの二人。
 共通点は音がいいこと・・・ぐらいですかね。
 テナーは太くて激しい音、アルトは優雅な音が好み。
 脈略があるのかないのかわからないけども、この二十年ほど変わっていないなあ・・・
 その二人の共演盤。
 もちろんエリントンのビッグバンドではたくさん共演はあるのでしょうが、この二人だけのホーンが聞けるのはこれだけナノでしょうかね?
 どこにでもありそうなオールドテイストのジャズ。
 いかにも西海岸な感じの少し軽めのリズム隊。
 それでもこの二人が吹くと急に重厚感と脂気が出てくる感じ。 
 黒々した太い音とサブトーンのBen Webster、艶々した音と優雅なムードのJohnny Hodges。
 どちらもとろけそうな音。
 回転している店では絶対出てこない、脂がたっぷり乗った極上の大トロと中トロ。
 ちょっと生臭いぐらいの方が通に受けるんでしょうね。
 エリントンさんが惹かれたのがよくわかります。




posted by H.A.

【Disc Review】“Play The Prettiest Gershwin” (1960) Johnny Hodges And His Strings

“Play The Prettiest Gershwin” (1960) Johnny Hodges And His Strings
Johnny Hodges (Alto Sax) & others & Strings



 出ました真打ち。艶々アルトのJohnny Hodges、With Strings。
 アルトサックスでの表現力ではBenny Carterと双璧でしょうかね。
 私の好みは、ほんの少し線が細め、サブトーンが効いたJohnny Hodges。
 さらにこの音色。
 艶々とした、しかもとろけそうな柔らかな音色。
 Creamyってなニックネーム?そのままの音。
 ストリングスを背景に、テーマメロディの提示中心の短い演奏。
 もうそれで十二分です。それで激甘、別世界です。
 コンボとのバランス、控えめなストリングス含めて、私的な最高のWith Strings。




posted by H.A.

【Disc Review】“Indigos” (1955) Duke Ellington and His Orchestra

“Indigos” (1955) Duke Ellington and His Orchestra
Duke Ellington (Piano)
Jimmy Wood (Bass) Sam Woodyard (Drums) Harry Carney, Jimmy Hamilton, Johnny Hodges, Paul Gonsalves, Russell Procope (Saxophone) Britt Woodman, John Sanders, Quentin Jackson (Trombone) "Cat" Anderson, Clark Terry, "Shorty" Baker, Ray Nance, Willie Cook (Trumpet)

Indigos
Duke Ellington
Impex Records

デューク エリントン

 大御所Ellingtonのバラードを中心としたアルバム。
 ロマンチック&ノスタルジック。
 粋の極み。
 ビッグバンドには疎く、EllingtonさんもBasieさんもあまり聞いていないフトドキものですが、このアルバムはお気に入り。
 アンサンブルは控えめ、各人のソロ楽器を前面に出しつつバンドがつつましく上品にサポートするイメージ。
 落ち着いた演奏揃い。
 バックがおとなしい分、各人のソロ演奏が際立ち、ピアノはもちろん、とろけるようなPaul Gonsalvesのサブトーンの塊テナー、これまたとろけるようなJohnny Hodgesの艶々アルト、Shorty Bakerの小粋なトランペットなどなど、名人芸がこの上もなく心地よく響きます。
 ”Solitude”、”Mood Indigo”、”Prelude to a Kiss”、あるいは、”Night and Day”、”All the Things You Are”、などなど、耳タコな曲、他の人のカバーだと敬遠してしまいそうな曲が、これしかないよねえ、と思うような音。
 艶やかでセクシー、聞けば40~50年代のニューヨークあたりの粋人になったような心地よい錯覚。
 ジャズのカッコいいところがてんこ盛り。
 無人島に持っていくアルバムに確実に入る一枚。




posted by H.A.

【Disc Review】“Stride Right” (1966) Johnny Hodges

“Stride Right” (1966) Johnny Hodges
Johnny Hodges (alto sax)
Earl Hines (piano) Kenny Burrell (guitar) Richard Davis (bass) Joe Marshall (drum)
 
ジョニー ホッジス

 珍しくどジャズ。
 体の力が抜けていくような音楽、もちろんリラックスの意味。
 何のことは無い1950-60年代のノスタルジックなジャズなんだけども、なんとも素敵な音。特にバラード、スローブルースが絶品。
 Johnny Hodgesはむしろ抑え気味。Earl Hinesが主役なのかな?コロコロと転がるようなピアノ。Red Garlandの時代を少し巻き戻したような感じ。
 ちょっと長めの小粋なピアノソロが終わると、とろけるような音でさらに小粋なJohnny Hodgesのアルト。短いけどカッコいいソロ。思い出したようにKenny Burrellのこれまた短いけどもツボにはまったソロ。ソロのオーダーは様々ですが、ずっとそんな感じ。
 粋な音の塊。
 コテコテしたブルーノート系よりも薄味で、それがいい感じ。
 全体の音が薄いので逆に各人の音が生きる。
 強烈な音、緊張感の強い音、小難しい系の音もいいですが、たまにはこんなのがないとね。
 夏が終わって落ちついてきた昨今に合う音、かな?



posted by H.A.
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