吉祥寺JazzSyndicate

 吉祥寺ジャズシンジケートは、東京、吉祥寺の某Barに集まるJazzファンのゆるーいコミュニティです。  コンテンポラリーJazzを中心に、音楽、アート、アニメ、カフェ、バー、面白グッズ、などなど、わがままに、気まぐれに、無責任に発信します。

Joe_Pass

【Disc Review】“Tivoli Gardens” (1979) Grappelli / Pass / Pedersen

“Tivoli Gardens” (1979) Grappelli / Pass / Pedersen
Stephane Grappelli (violin) Joe Pass (guitar) Niels-Henning Orsted Pedersen (bass)

Tivoli Gardens
Stephane Grappelli
Ojc
1991-07-01
ステファン グラッペリ

 名人お三方の共演ライブ。
 小粋で明るい、楽しいジャズ。
 まずは大巨匠Stephane Grappelliの表現力に脱帽。
 次から次へと楽しげなフレーズがでるわでるわ。
 グルーヴも切れ味もバッチリ、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、伸びたり縮んだり、ジェットコースター状態。あくまで楽しげなやつね。
 さらにPedersenのベース。
 早いテンポのノリの凄いこと。グングン前に進む心地よさ。
 名人Passさんは今回はちょっとお休みかな?そうでもないか。ま、録音の加減もあるしね。
 何にしても楽しい時間、春に向う少し寒い日にはこんなジャズがいいですねえ。 




posted by H.A.

【Disc Review】“Blues For Two” (1982) Zoot Sims / Joe Pass

“Blues For Two” (1982) Zoot Sims / Joe Pass
Zoot Sims (sax) Joe Pass (guitar)

Blues for Two
Zoot Sims
Ojc
ズート シムズ
ジョー パス


 これまたJoe PassのDuo。相方はZoot Sims。
 巨匠お二人によるサラリとしたジャズ。
 それにしてもJoe Passの伴奏の素晴らしいこと。
 ベースライン、コードワーク、オブリガード、どれも完璧。
 これまた何も足せない、何も引けない。
 これにベースとドラムが入るとありきたりのジャズになっちゃうんだろうなあ。
 Zoot Simsのいい感じのさりげないビブラートやサブトーンもこれほど生きてこないかもね。
 小粋で穏やか、素敵なジャズ。




posted by H.A.

【Disc Review】“Take Love Easy” (1973)Ella Fitzgerald & Joe Pass

“Take Love Easy” (1973) Ella Fitzgerald & Joe Pass
Ella Fitzgerald (vocal) Joe Pass (guitar)

Take Love Easy
Ella Fitzgerald & Joe Pass
Pablo
1991-07-01
ジョー パス
エラ フィッツジェラルド


 ギターとボーカルのDuoの決定版。
 これはとんでもなく素晴らしい。
 当たり前のスタンダードを、当たり前に、たった二人で演奏しているだけ。
 だけども、この上なく優しくて穏やかな素晴らしい音。
 なんだろうねえ、このギターは。
 たった一人なのにまったく過不足ない完璧な伴奏。
 オブリガードひとつ、ベース・ランニングの音ひとつ、ちょっと欠けても、ちょっと増えても、何かが失われてしまいそうな、これしかないような絶妙な音の使い方。
 もちろんボーカルについての多言は無用。特にこのアルバムでは肩の力が抜けた穏やかな声。
 これを聞きながら寝るといい夢が見れそうだなあ。




posted by H.A.

【Disc Review】“Big 3” (1975) Milt Jackson, Joe Pass, Ray Brown

“Big 3” (1975) Milt Jackson, Joe Pass, Ray Brown
Milt Jackson (vibraphone) Joe Pass (guitar) Ray Brown (bass)
  
The Big 3
Universal Music LLC
2009-02-25
ミルト ジャクソン
ジョー パス




 和らいではきましたが、やはり暑いので涼しげな音、Joe Passシリーズ。
 こちらは大御所御三方による余裕の演奏。
 ビブラフォンとクリーントーンのギターの組み合わせであれば涼しくならないわけがない。
 ドラムもピアノもいないだけに音が薄くて、それが心地いい。
 ちょっとした空間にビブラフォンのリバーブのかかった音だけが残っていたり、何とも涼しげ。
 主役はMilt Jacksonなのでしょう。いつも通りの元気いっぱいのインプロ。
 これがピアノだったら熱く(暑く)なるのかもしれませんが、ビブラフォンの冷たげな鉄の響きがいい感じ。
 得意のブルースも結構入ってますが、この編成だとこれまた涼しげ。
 もちろんJoe Passはいつも通りのクールネス。涼しげな音で涼しげなフレージング。
 この人のブルースも涼しげでいいですねえ。
 大御大Ray Brownも控えめながら好サポート。
 ちょっとアップになるとカッコいいノリ、どんなコード進行でもカッコいいソロの人だけに、もっとフィーチャーされてもいいのにね。
 といったところで、全体を通じて、大人で落ちついた穏やかな音。
 いっそのことバラードアルバムにしてしまえばもっと涼しいんだろうけども、まあ贅沢は言えませんね。



posted by H.A.

【Disc Review】“Tudo Bem!” (1978) Joe Pass

“Tudo Bem!” (1978) Joe Pass

Joe Pass (guitar)
Paulinho da Costa (percussion) Octavio Bailly, Jr. (bass) Oscar Castro-Neves (guitar) Don Grusin (keyboards) Claudio Slon (drums)
 
Tudo Bem
Paulinho Da Costa
Ojc
1992-02-17


 Joe Pass、ブラジルのミュージシャンと録音したボサノバ。
 “Intercontinental” (1970)はクール目ですが、こちらは暖かめ。
 電気楽器が入りますが、フュージョン色はほどほど抑えられた、ナチュラルなブラジリアンビート。
 そんな暖かなボッサを背景にして、エレキギター弾きまくり。
 Jobimをはじめとする洒落たコードの流れに乗って、メロディアスでスムースなジャズギター。
 サックスとかが入ってもいいんだろうけども、ちょっとベタつきそうだし、フルートやボーカル、ガットギターが前面に出るとありきたりになりそう。
 でもクリーントーンのエレキギターが前面に出るとクールなジャズ&ボッサ。
 暖かなビートとクールなエレキギター。
 たっぷりの音数で弾きまくっても、とても爽やか。
 とても楽しげ。



posted by H.A.

【Disc Review】“Intercontinental” (1970) Joe Pass

“Intercontinental” (1970) Joe Pass

Joe Pass (guitar)
Eberhard Weber (bass) Kenny Clare (drums)

Intercontinental
Joe Pass
Mps-Jazz
2014-11-18


 とても暑いので涼しげな音を。
 私的Best of Jazz Guitar. なアルバム。
 Joe Pass、ソロギターの方が人気なのかもしれませんが、シングルトーンのインプロビゼーションをたっぷり聞けるのはバンドもの。
 ゆったりしたフレーズから早いフレーズまで、タメだったり加速感だったり抑揚だったり、微妙なニュアンスの変化がたっぷり。
 さらにリバーブが少々強め、艶やかかつ透明度の高いクリーントーン、美しい音。
 よくあるスタンダード&ボッサ&ブルースの、オーソドックスな演奏が特別なモノのように聞こえます。
 1970年初頭とは思えない美しい音、モダンな音の流れ。
 熱くはならない上品なギター、落ち着いたサポートに終始するベース(Eberhard Weber!)、ドラム。
 結果、クールな質感、夏場にはピッタリの音。
 小さめの音量でかけていると、まるで涼しい風がゆるく吹いてくるよう。
 手に汗を握らない、小難しくない、心地よさ最高なギターアルバム。
 この季節は激しいやつより、こんな音がイイですね。



posted by H.A.
Profile

jazzsyndicate

【吉祥寺JazzSyndicate】
吉祥寺ジャズシンジケートは、東京、吉祥寺の某Barに集まるJazzファンのゆるーいコミュニティです。
コンテンポラリー ジャズを中心に、音楽、映画、アート、アニメ、カフェ、バー、面白グッズ、などなど、わがままに、気まぐれに、無責任に発信します。

記事検索
タグ絞り込み検索
最新記事
  • ライブドアブログ