“LIVE 1975” (1975) Jeff Beck
Jeff Beck (Guitar)
Max Middleton (Keyboards) Wilber Bascomb (Bass) Bernard Purdie (Drums)
John McLaughlin (Guitar)
こちらもブートレッグで出回っていたものなのでしょうか。
中身はファンキーでソウルなフュージョンミュージック。
“Blow by Blow”からベースとドラムが交代し、ハードで重めのビート。
ギターもディストーションがしっかり効いた太くてド派手な音、音数もたっぷり、攻撃的。
あの手この手を駆使した変わった音も使いながら、あちこちにぶっ飛んでいくフレーズ。
“Blow by Blow”からの楽曲に加えて、“Superstition”、” Got The Feeling”の歌なしバージョンがあったり、メローだった“Definitely Maybe”、“'Cause We've Ended As Lovers”が攻撃的激情バラードになり、とびきりファンキーだった”You Know What I Mean”は何だかよくわからないひねくれた感じになってみたり。
あのアドリブまで暗記してしまったあの曲この曲が、スタジオ録音のフレーズの断片を散りばめながら、テイストも少し変わって大音量で演奏されていく様には、何とも言えない感慨が。
ボーナステイクではJohn McLaughlinが一曲に参加、さらに別ステージから“'Cause We've Ended As Lovers”, ”You Know What I Mean”を選んでもう一回、なんて涙ちょちょぎれ。
さすが、わかっていらっしゃる。
posted by H.A.