吉祥寺JazzSyndicate

 吉祥寺ジャズシンジケートは、東京、吉祥寺の某Barに集まるJazzファンのゆるーいコミュニティです。  コンテンポラリーJazzを中心に、音楽、アート、アニメ、カフェ、バー、面白グッズ、などなど、わがままに、気まぐれに、無責任に発信します。

Gary_Peacock

【Disc Review】“Tales Of Another” (1977) Gary Peacock

“Tales Of Another” (1977) Gary Peacock
Gary Peacock (bass)
Keith Jarrett (piano) Jack DeJohnette (drums)

Tales Of Another
Universal Music LLC
1986-01-20
キース ジャレット
ゲイリー ピーコック


 某Jazz Barのマスター曰く、古今東西、ピアノトリオで最高の作品はコレ。
 確かにそうかもしれません。
 後のスタンダーズの魅力が極めてテンションの高いスタンダード演奏だとすれば、このアルバムは曲がオリジナルの分だけさらにテンションが高い。
 メンバー各人とも絶頂期なのでしょう、もの凄い演奏。
 例によって、美しく、もの悲しく、そして激しい。
 “Sun Bear Concerts”(Nov.1976) 聞いた勢いで、同時期のKeith Jarrettの演奏を諸々聞いてみましたが、やっぱりちょっと違うわ。
 凄いミュージシャンのピークはとてつも無く凄い。
 そんな音楽。

(※本投稿は2015/08/22より移動しました。)
 

posted by H.A.

【Disc Review】“Mindset” (1992) Gary Peacock , Paul Bley

“Mindset” (1992) Gary Peacock , Paul Bley
Gary Peacock (bass), Paul Bley (piano)
 
Mindset
Paul Bley
Soul Note Records
2010-03-16
ポール ブレイ
ゲイリー ピーコック


 前掲の“Right Time, Right Place” (1990) Gary Burton , Paul Bleyで思い出して久々に聞いたアルバム。
 やはり時期も近かったようです。
 こちらはピアノとベースのデュオ。
 これまたゆったりとして落ち着いたバラードが中心の演奏。
 デュオといっても共演は半分以下で、他は各人のソロ。
 どんな意図の企画なのかはよく読み切れませんが、さすがに巨匠のお二人、アルバムとしてもまとまった音。
 先のアルバムに比べると、ビブラフォンがベースに変わった分、あるいはPaul Bleyが少々難解モードに入っている分、地味な印象ですが、それはそれで深い味わい。
 Paul Bleyはいつもの後ろ髪を引かれるようなスローバラードとモダンジャズ、フリージャズが目まぐるしく交錯するピアノ。
 序盤の”How Long”、中ほどに置かれた"Meltdown"、終盤の"Flashpoint", "Mind Set"など、期待を裏切らない美バラードも何曲か。
 饒舌なベースが薄くなりがちな空間を埋めていくような演奏が目立ちます。
 静謐な印象ながらも、沈鬱でも空虚でもない、豊かな音。
 思索的、耽美的、でも甘すぎない音。
 クールでアーティスティック、でも難解ではありません。
 一人のゆっくりとした時間にちょうどいい、素敵な音。



posted by H.A.
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