吉祥寺JazzSyndicate

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Francesca_Ancarola

【Disc Review】“Templanza” (2010-2012) Francesca Ancarola

“Templanza” (2010-2012) Francesca Ancarola


Francesca Ancarola (voice, guitar)
Carlos Aguirre (keyboards, piano) Federico Dannemann, Simón Schriever (guitar) Antonio Restucci (guitar, mandolim) Rodrigo Galarce (bass) Carlos Cortés (drums, percussion) Oscar Arce (percussion) Claudio Rubio (sax) Christián Gutierrez (cello)
Teco Cardoso (sax) Léa Freire (flute) Andrés Beeuwsaert (keyboards) Fernando Demarco (bass) Edu Ribeiro (drums) and others



 チリの女性ボーカリストFrancesca Ancarolaの現代フォルクローレ、あるいは南米ポップス。

 Carlos AguirreのレーベルShagrada Medraから。
 少々アバンギャルド風味、ロック風味もあった前作“Lonquen” (2010)から毒気が抜けて、アコースティックな現代フォルクローレの色合いが強くなった感じでしょうか。
 全体のサウンドを含めて華やか系、ボーカルも少々強い系でありつつも、明るく穏やかな方向に振れたイメージ。
 ジャジーですがポップス度も高め。
 オリジナル曲中心、全てキャッチーなメロディ揃い。
 1980年代のAORやブリティッシュソウルのムードでしょうかね?
 ・・・と思っていたら、マンドリンやらガットギターやらチェロやらが鳴り出して、やはりアルゼンチンと共通する音の流れ。
 ブラジル、サンパウロ系とも繋がっているようで、タイトル曲はゲストで参加している“Arraial” (2017) Vento em Madeira のLéa Freireのセンチメンタルなメロディ。
 確かにAndre Mehmariあたりとも繋がる空気感です。
 それとCarlos Aguirreの雰囲気、さらにスパニッシュテイストを混ぜて、ポップス方向に振った感じ。
 ジャケットのムードと同様に、少々ダークな“Lonquen” (2010)に対して、明るくオシャレなムードの本作。
 ・・・などなど含めて、全編前向きで爽やか、それでいてセンチメンタル、郷愁感たっぷり。
 とても素敵なジャジー南米ポップス、華やか系。
 これは名作。





posted by H.A.


【Disc Review】“Lonquen” (2010) Francesca Ancarola

“Lonquen” (2010) Francesca Ancarola

Francesca Ancarola (voice, guitar)
Federico Dannemannv (guitar, cuatro) Juan Antonio Sanchez (guitar) Antonio Restucci (guitar, mandolim) Carlos Aguirre (keyboards, piano) Rodrigo Galarce (bass) Daniel Rodriguez (percussion, drums) Elizabeth Morris, Jose Seves (Cajones)

Lonquén - Tributo A Victor Jara
Francesca Ancarola
M & M
2015-12-27


 チリの女性ボーカリストFrancesca Ancarolaのエスニックでジャジーなフォークロック、あるいは南米ポップス。
 Carlos AguirreとDuoで静かな子守歌集“Arrullos” (2008)を制作した人。

 が、本作は強烈なパーカッションを含めてビートが強く、ボーカルもシャウト気味。

 アフリカンなパーカッションに、ウッドベースが弾むファンクなビートに、ロックなギター。
 ジャズファンクっぽくもあり、ロックっぽくもあり、複雑な展開、シャウトするボイス含めて、そこそこアヴァンギャルドな感じ。
 このレーベルとしては異色な質感かもしれません。
 そんな演奏が目立ちつつも、いかにもフォルクローレな優し気な曲、あるいは悲し気な曲も何曲か。
 Carlos Aguirreが入る曲は、あの零れ落ちるような繊細なピアノが生える音作りなのですが、アフリカンなパーカッションが響くエスニックなファンクの方が印象に残ります。
 ってな感じでいろんな色合いが交錯する少々強めの音には少々面食らうのかもしれません。
 この感じの方が現代的だし、少々硬派な感じをお求めの向きにはこの方がよいのかもしれません。
 ジャジーで少々アヴァンギャルド、少々ダークなムード、現代的で先進的な南米サウンド。
 そんな感じのポップス。
 もちろん上質です。


 


posted by H.A.


【Disc Review】“Arrullos” (2008) Francesca Ancarola, Carlos Aguirre

“Arrullos” (2008) Francesca Ancarola, Carlos Aguirre
Francesca Ancarola (voice) Carlos Aguirre (piano) 

Arrullos [ Francesca Ancarola ]
 フランセスカ アンカローラ カルロス アギーレ
【輸入盤】Arrullos [ Francesca Ancarola ]

 チリのボーカリストFrancesca Ancarola、アルゼンチン、現代フォルクローレのCarlos Aguirre、Duo作品。
 チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、キューバなど、中南米、スペイン語圏の楽曲集。
 タイトルは「子守歌」のようですので、各国の子守歌を集めてきたのだろうと思います。
 その通りの穏やかな音。
 ボーカルは素直で癖のない声、南米系定番のとても優しい歌い方。
 Carlos Aguirreはピアノのみでのサポート。
 伴奏に徹していますが、歌の後ろでの展開がやはり只者でない音使い。
 よく聞いてみると、定常な歌に対して、伴奏と同時に、カウンターというよりも自由なオブリガードが展開されているようにも。
 歌の旋律を伴奏にして、ピアノソロを弾いている・・・そんなイメージ・・・
 ・・・ってなこともないのかもしれませんが、そんなバランスが隠し味。
 最初から最後まで、穏やかで優しい、郷愁感漂う南米の音。




posted by H.A.
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