“Baduizm” (1997) Erykah Badu
Erykah Badu (voice) and others

Baduizm
Erykah Badu
Umvd Labels
1997-02-11
エリカ バドゥ




 何故か突然、懐かしのNeo-Soul?のErykah Badu。
 バーで流れていて思い出しました。
 積極的にはフォローしていないのですが、Robert GlasperとかSergio Mendesとかといい感じでやってるのは知っていましたし、近年でもカリスマなのでしょう。
 さて、彼女のデビューアルバム、ものすごくカッコいい音楽。
 普段ジャズかブラジル系しか聞いていない私にとっても、この人は特別。
 Soul系、昔、OtisもMotownも好きだったし、Sadeとかもよく聞いたけど、それらと比べて何かしらものすごく進歩しているような、でも逆に懐かしいような不思議な質感。
 サポートはこれ以上シンプルにならないぐらいのエレピのトリオ+α。
 余分な贅肉、全くなし。
 むしろスカスカに感じるぐらいのシンプルさ。
 強烈なグルーブがあるわけでも、派手に盛り上げるわけでもない。
 でもそれがものすごくカッコいい。
 とにかくクール。
 静かな揺れのある音。
 基本は8ビート。他のアルバムではロックっぽい物や激しい系もあるけど、このアルバムではあくまで静かに、Jazzyでしっとり。
 その上にこれまたクールなボイス。
 叫ぶわけではなく、強い抑揚があるわけでなく、あくまで語るように。
 でも、これまたいい具合に静かに揺れ、うねる。
 とても優雅。
 凄い歌。
 オシャレでムーディーと聞けるかもしれないけども、シャーマニック。
 妖しいし、緊張感も強い。ある意味怖い。
 でもカッコいい。
 さりげなく凄い音楽、凄いボーカリスト。
 シンプルで、そこそこポップだけども、アートだなあ。

※さりげなく凄いステージ。怖い。ここまで来るとアーティストというより教祖様。
 そう言えばあのSadeも何気に素足だったなあ。


posted by H.A.