吉祥寺JazzSyndicate

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Eberhard_Weber

【Disc Review】“The Following Morning” (1976) Eberhard Weber

“The Following Morning” (1976) Eberhard Weber
Eberhard Weber (bass)
Rainer Brüninghaus (piano) Members of Oslo Philharmonic Orchestra (celli, French horns, oboe)

Following Morning
Eberhard Weber
Ecm Import

エバーハルト ウェーバー




 Eberhard Weber、1976年作。
 本アルバムはドラムを排して全編漂うような質感の音楽。
 ベースとピアノのDuoを管楽器が優しく包み込む構成。
 ジャズと呼ぶにはあまりにも優しく柔らかく、クラシックと呼ぶにはあまりにもモダン、妖しくも少々ポップ。
 洗練されたフュージョンミュージック。
 空間を包み込むようなスペーシーな音。
 妖しく美しいメロディ満載。
 ひたすら心地よし。
 このあたりのEberhard Weber作品にハズレなし。
 居並ぶ名作群の中、静かな分だけ特別にカッコいい、かもしれません。




posted by H.A.

【Disc Review】“Yellow Fields” (1975) Eberhard Weber

“Yellow Fields” (1975) Eberhard Weber
Eberhard Weber (bass) Charlie Mariano (soprano saxophone, shenai, nagaswaram) Rainer Brüninghaus (keyboards) Jon Christensen (drums)

Yellow Fields
Universal Music LLC

エバーハルト ウェーバー





 Eberhard Weber、ECMでの第二作。
 “Silent Feet” (1977)、“Little Movements” (1980)と名作が続くバンドの初作。
 ベースとシンセサイザーのスペーシーな響きが彩る、柔らかなフュージョンミュージック。
 ゆったりとした幻想的な音。
 前作“The Colours Of Chloë” (1973)と比べると、ちょっとポップ色、あるいはフュージョン色が強くなった感じでしょうか。
 Rainer Brüninghausはピアノだけでなくシンセサイザーとエレピをたっぷり。
 あのCharlie Marianoがぶっ飛んだサックス。
 同世代のフュージョン、Weather Reportに近い感じもしますが、カチッとしたイメージ、あるいは弾むそちらに対して、とても柔らかく漂うようなEberhard Weber Band。
 さまざまな実験的な要素が組み込まれているのだと思いますが、気難しさはなく、わかりやすい音楽。
 が、21世紀に聞いても、あの時代のフュージョン・・・ってな感じは微塵もない、むしろ未来的なサウンド。
 柔らかなビート、空間を包み込むような響き、繰り返されるリフ。
 そして、そんな中をかっ飛んでいくアグレッシヴなサックス、ピアノ。
 陶酔へと誘うトリップミュージック。




 素敵なジャケットの原盤が廃盤なのは何ともさびしい。3枚セットでお得ではありますが。

Colours (Spkg)
Eberhard Weber
Ecm Records
2010-01-19





posted by H.A.

【Disc Review】“The Colours Of Chloë” (1973) Eberhard Weber

“The Colours Of Chloë” (1973) Eberhard Weber
Eberhard Weber (bass, cello, ocarina)
Rainer Brüninghaus (piano, synthesizer) Peter Giger (drums, percussion) Ralf Hübner (drums) Ack van Rooyen (fluegelhorn) Cellos of the Südfunk Symphony Orchestra Stuttgart

エバーハルト ウェーバー

 ヨーロピアンコンテンポラリージャズの雄、ドイツ人ベーシストEberhard Weber、ECM第一弾(?)。
 初っぱなからすごいアルバム。
 重厚なストリングスとスペーシーで饒舌なベース、キラキラとしたピアノ。
 柔らかなリズム。
 スローテンポでは漂うような浮遊感、アップテンポでは強烈なグルーヴ、その上を美しいピアノ、柔らかな音のベースが駆け巡る。
 こりゃ気持ちいいや。
 リーダーもさることながら、Rainer Brüninghausのピアノが只者ではない感120%。
 音やフレーズがキレイなことはもちろん、スローでは漂いつつも高速フレーズを連発、アップテンポでは突っ走る万華鏡のような演奏。
 おまけに上品で明るい質感。
 凄いピアニスト。
 アコースティック4ビートのジャズとは全く異なりますが、フュージョン、プログレッシブロックと言うには柔らかすぎる感じ。
 新しいタイプのジャズフュージョンだったんでしょう。
 後の”Watercolors” (1977)で共演するPat Methenyにも通じる音。
 楽曲は若干の妖しさを漂わせつつも、基本的には明るくて、ドラマチックな構成。
 さらにとても素敵なジャケット。
 全部含めて1970年代ヨーロピアンジャズフュージョンの代表作その1、でよろしいかと。




posted by H.A.
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