“The Montreal Tapes” (Jul.2.1989) Charlie Haden w. Don Cherry, Ed Blackwell
Charlie Haden (bass)
Don Cherry (trumpet) Ed Blackwell (drums)
Charlie Hadenのモントリオールのジャズフェスでのライブ録音。
三日目はOrnette Coleman所縁のメンバー、親分抜きのトランペットトリオ。
Ornette Colemanナンバーたっぷりに、Don Cherryが二曲。
モダンジャズな感じで始まるステージ。
スウィンギーで楽し気なムードながら、ピアノレスゆえ、ぜい肉をそぎ落としたようなクールなムード。
激しくてもなぜか静謐な空気感。
沈み込むベース、飛翔するトランペット。
ベースのソロになると一気に重心が下がり、凄みを効かせるバンド。
そしてあの“Lonely Woman”。
ベースが醸し出す強い緊張感の中、フワフワと飛んでいトランペット。
全体的には一連のステージの中では一番明るいムード、一番普通にジャズかもしれません。
が、絞られた音数がクールなこのバンド。
これまた硬派なジャズ。
posted by H.A.