“Tanto Tempo” (2000) Bebel Gilberto
Bebel Gilberto (Vocals)
Luis do Monte, Chris Franck (Guitar) João Parahyba (Percussion) and others

Tanto Tempo
Bebel Gilberto
Imports
ベベウ ジルベルト


 大ヒットしたアルバムなのでしょう。
 ものすごくよくできたクラブ〜ラウンジ?フレンチボッサ?テイストのブラジリアンポップス。
 人工的なような、ナチュラルなような、不思議な浮遊感。
 現代的なような、ノスタルジックなような、不思議な空気感。
 前半は終始ゆったりとしたリズム、とても静か。
 基本、ギターとパーカッション+電子しかないはずなのですが、もの凄く豊かな音空間。
 それを背景に、クールで優し気なブラジリアンボイス。Gilbertoブランドがなくとも有無を言わせない素晴らしさ。
 後半は少し昔の普通のボッサっぽかったり、8ビートだったり、ついにはいかにもクラブっぽい音も出てきますが、それでも不思議な浮遊感は消えません。
 何のことはない演奏、歌のようで、アレンジと電子音がとてもクールで現代的。
 現代ブラジリアポップスの金字塔というと大げさか?
 決して流行りものではなく、10年以上経過した今聞いても、私は古くないと思います。
 George Clooney主演の何かの映画の中でやたら使われていましたが、映画のタイトルすら思い出せないけども、山中?海辺?のバーのかがり火の映像だけがイメージに残っています。
 そんな映像的な音でもあります。

 なお、彼女がユーミンの曲を歌った”海を見ていた午後”(1991)は遠い昔のドライブのお供。
 タイトル曲をバラードにしないアレンジにガッカリしたり・・・
 もろバブル時代ですね。
 懐かしいような恥ずかしいような・・・まだ売ってる・・・




posted by H.A.