吉祥寺JazzSyndicate

 吉祥寺ジャズシンジケートは、東京、吉祥寺の某Barに集まるJazzファンのゆるーいコミュニティです。  コンテンポラリーJazzを中心に、音楽、アート、アニメ、カフェ、バー、面白グッズ、などなど、わがままに、気まぐれに、無責任に発信します。

Azimuth

【Disc Review】“How It Was Then... Never Again” (1995) Azimuth

“How It Was Then... Never Again” (1995) Azimuth
John Taylor (piano) Kenny Wheeler (trumpet, flugelhorn) Norma Winstone (vocals)

How It Was Then Never Again
Azimuth
Ecm Import
アジムス 
ケニー ホイーラー 
ジョン テイラー 
ノーマ ウインストン 


 前作“Azimuth '85” (1985)から10年間空いた作品。
 世界観は10年前と変わらず。
 静謐でクール。
 少し様子が変わったのが、半数がJohn Taylorの曲ではないこと。
 おまけにスタンダード曲まで。
 それでも音のイメージは昔のまま。
 個々のインタープレーもほどほどの緊張感、ほどほどの穏やかさ。 
 不思議なぐらい10年前と同じ音ですが、それでもちょっと落ちついた感じでしょうかね?
 歳を重ね大人になった悪そうな仲間で作る、クールでスタイリッシュなジャズ、ってな感じ。
 静かで落ち着いた、でも少々妖しい、大人のコンテンポラリージャズ。
 ジャケットの写真のイメージがピッタリ。




posted by H.A.

【Disc Review】“Azimuth '85” (1985) Azimuth

“Azimuth '85” (1985) Azimuth
John Taylor (piano, organ) Kenny Wheeler (trumpet, flugelhorn) Norma Winstone (vocals)

Azimuth '85
Universal Music LLC
アジムス 
ケニー ホイーラー 
ジョン テイラー 
ノーマ ウインストン 


 イギリスのユニットAzimuth、前作“Départ” (1980)から5年ぶりの作品。
 ホーン奏者が異なる名作“Somewhere Called Home” (1986) Norma Winstoneの少し前の制作。
 本作もJohn Taylorの曲中心。
 これまでのクールなメロディに加えて、少し甘めの曲もいくつか。
 アコースティックで静謐な音空間。
 こぼれ落ちるピアノの音と漂うvoice、彩りをつけるトランペット。
 心なしかいつもよりピアノの時間が長く、John Taylorの色合いが最も強い作品かも。
 クラシックの香り、美しく、そしてひんやりとした質感のピアノ。
 強めのタッチ、硬質で輪郭が明確な音ながら、なぜか強烈な浮遊感。
 全体的には相変わらずのAzimuth、静謐で少々妖しい世界。 
 これまたECMサウンドの典型のひとつ。
 クールです。




posted by H.A.

【Disc Review】“Azimuth” (Mar.1977), “The Touchstone” (1979), “Départ” (1980) Azimuth

“Azimuth” (Mar.1977), “The Touchstone” (1979), “Départ” (1980) Azimuth
John Taylor (piano, synthesizer, organ) Kenny Wheeler (trumpet, flugelhorn) Norma Winstone (vocals) Ralph Towner (guitar)

Azimuth / The Touchstone / Depart
Azimuth
Ecm Import
アジムス 
ケニー ホイーラー 
ジョン テイラー 
ノーマ ウインストン 

 イギリスのスタイリスト三人組、初期の三作。
 “Départ”(1980)にはRalph Townerが客演しています。
 Kenny Wheelerっぽい曲も少なくないのですが、全てJohn Taylor、Norma Winstoneのクレジット。
 “Deer Wan” (Jul.1977) Kenny Wheelerの直前、全く質感であることも含めて、実質的なリーダーはJohn Taylorなのでしょうね。 
 ピアノ、シンセサイザーが作る静謐で不思議な背景の上を漂うvoice、彩りをつけるトランペット。
 タメを効かせたこぼれ落ちるようなピアノがとても美しく、優雅。そして妖し気。
 フリージャズっぽさはありませんし、今の耳で聞くと自然なのですが、当時は相当クリエイティブな音だったのでしょう。
 幻想的なムードと、あまりスウィングしないビート感、無機質な電子音、妖し気なスキャットvoice・・・、ジャズというよりも、静かなプログレッシブロック、あるいはエレクトロニカ。
 この頃からJohn TaylorはECMで大活躍。
 Azimuthに加えて、盟友Kenny Wheeler の作品はもちろん、Jan Garbarekやら、Peter Erskine、John Surmanやら、サポートは多数。
 が、ECMでのリーダー作は”Rosslyn”(2003)までなし。
 契約云々の事はわかりませんが、不思議といえばそう。
 ピアノのカッコよさ文句なしなので、上手くすればSteve KuhnやRichie Beirach、あるいはKeith Jarrettに並ぶスタイリストになったかも・・・
 それともイギリス、ヨーロッパでは十分に大スターだったのかな?
 この三作、いずれも近いテイストですが、新しくなるにつれ電子の色合いが無くなり、“Départ”ではアコースティック。
 構成も“Départ”が一番ドラマチック、もちろん静謐さはそのまま。
 John Taylorのピアノのカッコよさも三作同様ですが、やはり“Départ”が一番いいかな。
 Ralph Townerとの絡みもカッコいいしね。
 エレクトロニカ系が好みの人にとっては“Azimuth”でしょう。
 “The Touchstone”がその中間。
 各作品それぞれ少しづつ異なりますが、いずれも静謐で妖しく美しい、いかにもECMな作品集。




posted by H.A.
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