“Sunflower Time” (1996) Anna Caram
Anna Caram (Vocal, Whistle, Tambourine)
Graham Harvey (Synthesizer, Electric Piano) Richard Cottle (Piano, Synthesizer, Organ) Claudio Tranjan (Synthesizer, Drum Programming) Pepe Cisneros (Piano) Mark Lanbert, Jean Paul 'Bluey' Maunick (Guitar) Arnie Somogyi, Celso Pixinga, Randy Hope Taylor (Bass) Maguinho Alcantara, Richard Bailey (Drums) Chacal (Percussion) Max Beesley Jr. (Percussion, Vibraphone) Ron Aslen (Programming) Nailor Proveta Azevedo (Sax) Edger Francis Jones (Sopranino, Sax) Francois Lima, Mauricio De Souza, Joseph De Jesus (Trombone) Walmir Gil, Byron Wallen (Trumpet) Carlinhos, Cidinha, Rita Kfouri (Vocals)

Sunflower Time
Anna Caram
Universal
アナ カラム


 ブラジルのボーカリストAnna CaramのMPB作品。
 ボサノバ中心にたくさんの作品がありますが、本作は現代ファンク~ソウル系のMPB。
 Incognitoが数曲に参加し、プロデュースにも入っていて、British Soul的なクールでオシャレなムードも漂っています。
 ビート感、とてもカッコいいベースライン、ホーンのアレンジなど、“Tribes, Vibes And Scribes” (1992) Incognitoにも近い雰囲気。
 もちろん、ブラジルっぽい雰囲気はありますが、直接的なボッサのリズムはあまりなし。
 イマドキのクラブで何が流れているのか知りませんが、十分使えそうな(気のせい?)音作り。
 強烈なグルーヴ、ノリノリなうえに洗練されていてオシャレです。
 さらには少々実験的な音作り、デジタル系もいくらか導入されており、先端系で作ってみよう・・・なんて目論見だったのかもしれません。
 選曲はブラジル系、ポップスともベタベタ。
 “Agua De Beber”, “Mas Que Nada”, “Wave”, “Odara”, “Close To You”, “Overjoyed”・・・・・・
 これでアレンジもベタベタだと引いてしまいますが、斬新でひねったアレンジ、しかもオシャレでノリノリ。
 これはカッコいい。
 グラブ~ラウンジ的な“Agua De Beber”, “Mas Que Nada”、もろIncognitoな”Port Of Call”, ”Odara”などなど、ありそうでないカッコよさ。
 ボーカルは元々透明度高い系、可憐系でしょう。
 本作では背景に合わせて頑張ってる感じですが。
 これが世に出て早20年。
 さて、この音は今の耳で聞くと古いのでしょうか?
 私はとてもカッコいいと思うのですが。




posted by H.A.