“Ritmo + Soul” (2000) Jane Bunnett & The Spirits Of Havana
Jane Bunnett (Flute, Soprano Saxophone)
Roberto Occhipinti (Acoustic Bass) Lucumi (Bata, Congas) Pancho Quinto (Bata, Congas, Cajón) Ernest ''Lel Gato'' Gatell (Bata, Vocals) Dafnis Prieto (Drums) Njacko Backo (Kalimba, Vocals) Hilario Duran (Piano, Vocals) Larry Cramer (Trumpet) Dean Bowman (Vocals)
ジェーン バネット
Jane Bunnett、もう一枚。お約束のキューバン・ジャズ。
バンドを作って10年ぐらいの時期なのでしょうか、音がまとまってきて、洗練された感じだし、私が知る限りでは一番ジャズっぽいかもしれません。
“Spirits of Havana” (1991)の頃のような熱気は薄らいできているのかもしれませんが、余裕が出てきたというか、リラックスしているというか。
パーカッションの分厚い音も何となくスッキリ、いつものド派手なピアノも少々抑え気味。
コード進行、メロディもキューバ一色というより、ジャズ、ポップスっぽいモノも多いし、アレンジもいつもよりジャズっぽい。
わずかですが4ビートとかも出てくるもんね。
リーダーはいつも通りのノリノリの吹きまくり。
歌モノではこれしかないようないカッコいいオブリガード、インストでは少々長尺なインプロビゼーション。
長くなっても個々のフレーズの抑揚、加速感は強烈だし、起承転結が感じられる素晴らしい構成。
また、先のアルバムに比べると、各人のソロ回しをスムースにアレンジしている分、ジャズっぽさが強いのでしょう。
すっきりしたキューバン・ジャズが聞きたければこれ、強烈なキューバン・ミュージックが聞きたければ“Chamalongo” (1998) 、とにかくエキサイティングなやつを聞きたいときは“Spirits of Havana” (1991)、ってな感じで聞き分けるといいんでしょうかね。
posted by H.A.
Jane Bunnett (Flute, Soprano Saxophone)
Roberto Occhipinti (Acoustic Bass) Lucumi (Bata, Congas) Pancho Quinto (Bata, Congas, Cajón) Ernest ''Lel Gato'' Gatell (Bata, Vocals) Dafnis Prieto (Drums) Njacko Backo (Kalimba, Vocals) Hilario Duran (Piano, Vocals) Larry Cramer (Trumpet) Dean Bowman (Vocals)
ジェーン バネット
Jane Bunnett、もう一枚。お約束のキューバン・ジャズ。
バンドを作って10年ぐらいの時期なのでしょうか、音がまとまってきて、洗練された感じだし、私が知る限りでは一番ジャズっぽいかもしれません。
“Spirits of Havana” (1991)の頃のような熱気は薄らいできているのかもしれませんが、余裕が出てきたというか、リラックスしているというか。
パーカッションの分厚い音も何となくスッキリ、いつものド派手なピアノも少々抑え気味。
コード進行、メロディもキューバ一色というより、ジャズ、ポップスっぽいモノも多いし、アレンジもいつもよりジャズっぽい。
わずかですが4ビートとかも出てくるもんね。
リーダーはいつも通りのノリノリの吹きまくり。
歌モノではこれしかないようないカッコいいオブリガード、インストでは少々長尺なインプロビゼーション。
長くなっても個々のフレーズの抑揚、加速感は強烈だし、起承転結が感じられる素晴らしい構成。
また、先のアルバムに比べると、各人のソロ回しをスムースにアレンジしている分、ジャズっぽさが強いのでしょう。
すっきりしたキューバン・ジャズが聞きたければこれ、強烈なキューバン・ミュージックが聞きたければ“Chamalongo” (1998) 、とにかくエキサイティングなやつを聞きたいときは“Spirits of Havana” (1991)、ってな感じで聞き分けるといいんでしょうかね。
posted by H.A.