吉祥寺JazzSyndicate

 吉祥寺ジャズシンジケートは、東京、吉祥寺の某Barに集まるJazzファンのゆるーいコミュニティです。  コンテンポラリーJazzを中心に、音楽、アート、アニメ、カフェ、バー、面白グッズ、などなど、わがままに、気まぐれに、無責任に発信します。

【index】

【index】"Shagrada Medra"

 Shagrada Medra、廃盤になっているものが多く、いまだに全貌はつかめていません。

 音の作り方からはざっくりと、純フォルクローレ系、ポップス系、クラシック系、ジャズ系、タンゴ系ぐらいに分類できそう。
 それらが入り混じり、さらに、繊細、明朗、寂寥・・・などなど雰囲気が分かれて、いろんな色合い。
 2018年春の時点で私が知る限りのお気に入りは以下。
 ジャズの香りもある、繊細な色合いの作品群。


Carlos Aguirre Grupo (Crema)” (2000)
 

Carlos Aguirre Grupo (Roje)” (2004)
Luz de agua” (2005) Sebastian Macchi, Claudio Bolzani, Fernando Silva

Carlos Aguirre Grupo (Violeta)” (2008)
 

Las Mananas El Sol Nuestra Casa” (2010) Javier Albin
Anima” (2011) Ethel Koffman
Resonante” (2011) Luis Chavez Chavez
Luminilo” (2011) Juanjo Bartolome
Cantos Sin Dueno” (2012-2014) Agueda Garay
Luz de agua: Otras canciones” (2015) Sebastian Macchi, Claudio Bolzani, Fernando Silva
Matriz del agua” (2015) Martín Neri

"Creciente” (2016) Claudio Bolzani




 ブラジル系と比べるとジャズの香りが薄目のモノが多いのですが、フォルクローレの奇数拍子系の浮遊感はそれとは別種の心地よさ。
 御大の第一作“Carlos Aguirre Grupo (Crema)” (2000)に全てが包含されているようにも思います。
 “Carlos Aguirre Grupo (Violeta)” (2008)が次のピークで、次がさてどれでしょう・・・?
 "Creciente” (2016) Claudio Bolzaniあたりでしょうか?
 聞いていない作品の中にも凄いのがあるのでしょう。
 他の作品含めてハズレはなさそうなので、これからは新譜をキチンとチェックしようかなあ・・・と思いつつ・・・



posted by H.A.


【index】 Best 30 Albums

H.A.の私的ベストアルバム30作。
不定期、気まぐれに更新します。
(2017/12/31更新)


Death and the Flower” (1974) Keith Jarrett
 1970年代のKeith Jarrett諸作は、モダンジャズ、フリージャズ、ロック、フォーク、クラシックが交錯する、最高のフュージョンミュージック。
 静かに漂うように始まり、紆余曲折、徐々にテンションを上げながらゴスペルチックな陶酔感で締める、1970年代Keith Jarrettの様式美、そのコンボ版。

Death and the Flower
Keith Jarrett
Grp Records
1994-03-15


The Köln Concert” (Jan.1975) Keith Jarrett
 1970年代Keith Jarrettの様式美、そのソロピアノ版、その紛うことなき決定盤。
 美しくわかりやすい導入から、興奮と陶酔の終盤。
 映画のようなピアノミュージック。

The Koln Concert
Keith Jarrett
Ecm Records
1999-11-16


The Survivor's Suite” (1976) Keith Jarrett
 これまた1970年代Keith Jarrettの様式美、コンボ版、その決定盤はこちらでしょうか?
 沈痛で美しくてドラマチック、さらに激烈。
 沈痛度、激烈度、妖しさ、深刻さ、そして美しさ最高。

Survivor's Suite
Keith Jarrett
Ecm Records
2000-05-09


La Scala” (Feb.13.1995) Keith Jarrett
 もがきながら進むような音、徐々に形を変えながら長い長い時間を掛けて到達する、とてつもなく美しい結末・・・
 フリージャズ混じりのとっつきにくさゆえ、応用編なのかもしれませんが、その先には桃源郷が・・・
 座して聞くべき一作。
 アートです。

La Scala
Keith Jarrett
Ecm Records
2000-01-25



Still Life (Talking)” (1987) Pat Metheny Group
 Pat Metheny Groupの決定盤。
 軽やかでしっとりしていてドラマチック。
 強い浮遊感とヒタヒタと迫ってくるビート、凄まじい疾走のインプロビゼーション・・・
 もっと凄いのもありますが、これが一番いいなあ。

Still Life (Talking)
Pat Metheny
Nonesuch
2006-02-06


The Way Up” (2003,2004) Pat Metheny Group
 勇壮、激烈、ドラマチックなすさまじい音楽。
 よくも、まあ、ここまで凄いジャズフュージョンミュージックがあったものです。
 ここまでくると最高のアート。
 約70分、映画を見るつもりで座して聞きましょう。

ザ・ウェイ・アップ
パット・メセニー・グループ
ワーナーミュージック・ジャパン
2005-02-09



'Round About Midnight” (1955) Miles Davis 
 モダンジャズを一作なら、これですかねえ・・・
 クールでハードボイルドでグルーヴィー。
 ジャズのカッコよさが凝縮された一作。

ROUND ABOUT MIDNIGHT
MILES DAVIS
COLUM
2009-04-03


Live At The Fillmore East (March 7, 1970) - It's About That Time” (Mar.1970) Miles Davis
 激烈、痛快、エネルギー放出型ジャズ~ファンク。
 聞いているほうの血管が切れてしまいそうな音楽。
 この期の作品はどれもサイコーなのですが、激烈Wayne Shorter参加の発掘音源をピックアップ。



Lovers” (1988) David Murray
 この人のテナーは黒い。
 ぶっとくて艶々と黒光りするような音に、サブトーンたっぷり。
 一音だけでぶっ飛ぶ強烈なバラード集。

Lovers
David Murray
Diw Records
2001-06-26


Exotica” (1993) Kip Hanrahan
 アフロキューバンなジャズファンク。
 Don Pullenの鍵盤を中心とした最高にカッコいいトリオに妖しいささやきボイス。
 シンプルながら強烈なグルーヴ。
 とても危ないダンスミュージック。

EXOTICA
KIP HANRAHAN
ewe
2010-07-21


A Thousand Nights And A Night: Red Nights” (1996) Kip Hanrahan
 超絶グルーヴのコンガに、激烈ピアノ、狂気のバイオリンにあの世から聞こえてくるようなウイスパーボイス。
 とてもとても妖しいアフロキューバンジャズファンク。
 おまけに、とてもとてもオシャレ。


John Abercrombie Quartet” (Nov.1979) John Abercrombie Quartet
 強烈な浮遊感のルバートあり、疾走ありのハイテンションジャズギターカルテット。
 妖しくて美しくて、グルーヴィー。
 ギターとピアノは言わずもがな、ドラムとベースも最高の演奏。
 さらにオリジナルのジャケットが最高なんだけどなあ・・・

The First Quartet
John Abercrombie
Ecm Records
2015-12-04


Cycles” (1981) David Darling
 美しいピアノ、激しいサックス、妖しげなシタール、とても哀しげなチェロ。
 フリー混じりの妖しい演奏の中に、激甘ベタベタのメロディがいくつか。
 ECMから一作を選ぶとすればこれ・・・ってなのはマニアックにすぎますか・・・?



Magico:Carta de Amor” (1981) Magico
 北欧、南米、アメリカのフュージョンミュージック。
 同メンバーでのちょっとキツメのスタジオ録音諸作に対して、マイルドな質感の本作。
 あの時代のハイテンションな音源ながら、サラリと聞けるのが21世紀型ECM、新しいECMマジック。
 名曲揃いに加えて、名人たち三者三様の交わるようで交わらない危ういバランスがカッコいい。

Magico-Carta De Amor
Garbarek
Ecm Records
2012-11-06


The Sign” (2002) Carsten Dahl
 知る人ぞ知るヨーロピアンコンテンポラリージャズピアノトリオの最高峰?
 妖しさ120%、凄まじい緊張感。
 妖しいまでに美しいピアノと超弩級に激烈なベース。
 浮遊と疾走、静謐と激情が交錯する、凄まじいピアノトリオ。

The Sign
Carsten Dahl
Stunt
2002-10-15


Pasodoble” (2006,2007) Lars Danielsson & Leszek Możdżer
 稀代のメロディメーカーと氷のように冷たく鋭いピアノのDuo。
 懐かしくて美しいメロディ、コードに乗った、とてつもない透明感の美しい音。
 零れ落ちるような儚さと疾走の交錯がカッコいい。

PASODOBLE
Lars Danielsson & Leszek Mozdzer
Act Music + Vision
2013-03-01


Playground” (2007) Manu Katché
 ポップなようで強い陰影、不思議な寂寥感が漂う音楽。
 BGMにもなるし、じっくり聞けば現代ヨーロッパの若手陣の凄みが見える作品。
 これだけ聞きやすくて深い作品は希少。 

Playground (Ocrd)
Manu Katche
Ecm Records
2007-09-25


This Is the Day” (2014) Giovanni Guidi
 ルバートでのスローバラードを中心としたピアノトリオ。
 零れ落ちてくるような、漂うような美しい音の動きが最初から最後まで。
 明るい質感ながら、全編に流れるそこはかとない哀愁。
 映画”Cinema Paradiso”のような世界。

This Is the Day
Giovanni -Trio- Guidi
Ecm Records
2015-05-26



Volver” (1986) Enrico Rava, Dino Saluzzi
 イタリアの巨匠とアルゼンチンの巨匠の共演。
 ハイテンションなコンテンポラリージャズ。
 ダークさとスタイリッシュさと、サウダーヂが交錯するジャズ。

Volver
Enrico Rava
Ecm Import
2001-06-19


Tribe”(2011)Enrico Rava
 イタリアのスタイリストの近年作。
 何をやってもカッコいいのですが、本作はバラードを中心としたアルバム。
 それもルバートでのスローバラードがたっぷり。
 スタイリッシュ&ハードボイルド。

Tribe
Enrico Rava
Imports
2011-11-01



Antigas Cantigas” (1999) Renato Motha, Patricia Lobato
 ブラジリアン男女Duoのとても優しいMPB。
 透明度の高い天使のような女声に優しい男声。
 音数を抑えたシンプルでゆったりとした音の流れ。
 なぜかハワイ的な楽園ムード。
 全てが弛緩してしまいそうな優しい音。

Antigas Cantigas
Renato Motha & Patricia Lobato
Sonhos & Sons Brasil
1998-11-30


Rosa” (2006) Rosa Passos
 現代最高のボサノバシンガーの全編ギター弾き語り。
 優しくしっとりとした声に、少し遅れ気味に音が置かれていく柔らかなギター。
 哀しげで儚げだけども、前向きなサウダーヂ。
 静謐で穏やかな最高のボサノバ。

Rosa
Rosa Passos
Telarc
2006-04-25



De Arvores E Valsas” (2008) Andre Mehmari
 ワルツを中心とした優雅な浮遊感が全編に漂うブラジリアン・クラシカル・ジャズ&MPB。
 ボーカリストを交えた柔らかなジャズ~ポップスと、クラシック色が交錯する構成。
 全編、優雅で優しくて上品、少々の幻想と興奮を加えた絶妙のバランスの一作。



Dos ríos” (2008) Andrés Beeuwsaert
 アルゼンチンサウダーヂなコンテンポラリージャズ、あるいはジャズ寄りの現代フォルクローレ。
 ブラジル系とは少しニュアンスが違う、ゆったりとしたワルツなフォルクローレビートの浮遊感と、遠くを眺めているような郷愁感。
 幻想的なスキャットに柔らかな管楽器、そして儚げで美しいピアノの絡み合いはジワジワときます。



Carlos Aguirre Grupo (Violeta)” (2008) Carlos Aguirre Grupo
 ドラマチックなアルゼンチン・プログレッシブ・フォルクロレリック・コンテンポラリー・ジャズ。
 美しく哀し気なメロディと繊細なピアノ、必殺のギターのユニゾン、コーラス・・・
 そして強烈な高揚感、陶酔感。
 激しくハイテンションながら、ひたすら美しい。

Carlos Aguirre Grupo (Violeta)
Carlos Aguirre Grupo
Shagrada Medra
2018-01-28


Naissance” (2012) François Morin
 一時期のPat Metheny Groupのサウンドを現代の感覚でよみがえらせたような音。
 ヒタヒタと迫ってくるようなビートに、南米的サウダーヂの哀しげながら前向きな空気感、郷愁感。
 強い浮遊感の音の流れの中のときおりの強烈な疾走とグルーヴ。
 繊細ながら興奮、高揚の一作。

Naissance
Francois Morin
Tratore Music Brasil
2013-02-05



"Caravanserai" (Feb-May.1972) Santana
 とても妖しげな最高のジャズフュージョン。
 しっとりした質感とヒタヒタと迫ってくるようなビートは、他のロック作品とは全く異質。
 妖しさに加えて、強烈な疾走とラテンな高揚感、さらにドラマチック。

Caravanserai
Santana
Sony
2010-06-29


"There's One in Every Crowd" (1974,1975) Eric Clapton
 とてもレイドバック(懐かしい!)したロック。
 埃っぽくてゆるーいようで、実はものすごく洗練された音。
 気楽に聞けるし、スカスカなようで骨太な演奏と繊細な歌の最高のバランス。

安息の地を求めて(紙ジャケット仕様)
エリック・クラプトン
ユニバーサル ミュージック
2016-03-23


Chicken Skin Music” (1976) Ry Cooder
 これまたとてもとてもレイドバックしたアメリカンロック。
 スライド、ドブロなどなど、ルーズなギターが心地よさ最高。
 ゆるーくて、のほほんとしていて、郷愁感があって・・・
 テキサスとメキシコと南米、そしてハワイはつながっているんでしょうねえ・・・

Chicken Skin Music
Ry Cooder
Reprise / Wea
1994-10-19


Diamond Life” (1984) Sade
 大ヒットしたポップス・・・なんて括りは表面的。
 ポップながらダーク、オシャレなようで危険、チャラいようで深い・・・
 1980年代、スタイリッシュなブリティッシュソウルのカッコよさ、そして妖しさが凝縮された一作。

DIAMOND LIFE
SADE
EPIC
2000-11-13



posted by H.A.



【index】 2017年・私的ベストアルバム

 2017年の私的ベストアルバム10。(順不同)。
 基本的には新譜、新発表に限ろうと思っていますが、発表すぐには聞いていないものも多いこともあり、1-2年ぐらい前までは対象ということでアバウトに。  
 見事に南米とECMへの偏りが・・・
 アメリカ、日本にもいいのがたくさんあるのでしょうけど・・・
 他にも南米系でいいのが諸々あったのだけども、整理しつつ、また来年に。
 来年は全部南米になったりして・・・


Vento Sul” (2017) Luis Leite
 ブラジルのギタリストのフォルクローレ的なジャズフュージョン。
 とても優しくて穏やかでキャッチ―。
 全曲捨て曲なし。

 Vento Sul [CD]Luis Leite


Serpentina” (2017) André Mehmari, Juan Quintero, Carlos Aguirre
 これ見よがしなこのメンツかあ、なんだかなあ・・・
 ってなのは穿った考え。
 南米フォルクローレとジャズとクラシックとポップスと・・・諸々混ざった現代最高のフュージョンミュージック。




Três no Samba” (2016) Eliane Faria, André Mehmari, Gordinho do Surdo
 André Mehmariの穏やかなサンバ。
 何のことはないサンバアルバムのようで普通ではないのは、とんでもないピアノゆえ。
 っても変なことはしていません。
 とても上品で穏やかでクラシカルだけど、アグレッシブなサンバ。

Tres No Samba
Andre Mehmari
Imports
2017-03-03






Caipira” (2017) Mônica Salmaso
 いつもながらに優雅の極めつけ、強烈な浮遊感。
 穏やかでアコースティックなトリップミュージック。
 ジャケットも最高。

Caipira
Biscoito Fino
2017-08-21







Macieiras” (2017) Alexandre Andrés
 目下の一番のストライクゾーン、南米フォルクローレなジャズ。
 優しくて穏やかで悲し気でカッコいい。
 いい作品がたくさんありそうなので、探し出すとキリがなくなりそうですが・・・

Macieiras
Alexandre Andres
Fazenda Das Macieira
2017-09-14




Fronteira” (2017) Rafa Castro
 ブラジル、ミナス~フォルクローレなコンテンポラリージャズ。
 どうもこの種が最近の一番の好みで、完成度云々よりも空気感を優先しているかなあ。
 “Still Life (Talking)” (1987) Pat Metheny Groupのころから好みが変わっていない、が正解かもしれませんが・・・ん?30年前・・・!?




Calma” (2017) Carlos Aguirre Trío
 現代のカリスマ。
 ここまでの主だった作品の現代的なフォルクローレ的ポップスなイメージとは変わって、静謐なコンテンポラリージャズ。
 これはジワジワきます。

Calma
Carlos Aguirre Trio
Shagrada Medra
2017-12-17



Blue Maqams” (2017) Anouar Brahem
 チュニジアのウード奏者とDjango BatesエレクトリックMilesのリズム隊の共演。
 これが意外にもいい感じのコンビネーション。
 それにしてもDjango Batesは静かに弾いてもスゲーや。

Blue Maqams
Anouar Brahem
Ecm Records
2017-10-13



Time Is A Blind Guide” (2015) Thomas Strønen
 あのフリーの人だなあ・・・と思いながら聞いたアルバム。
 そんな演奏も少なくないのですが、ビートが入るとヒタヒタと迫ってくる系のグルーヴ。
 時空が歪むような妖しい弦との絡み合いがカッコいい。
 中ほどに置かれた”I Don't Wait For Anyone”は今年一番たくさん聞いたであろう、私的大大大名演。

Time Is a Blind Guide
Thomas Stronen
Imports
2015-10-30



Birdwatching” (2015) Anat Fort
 ちょっと薄味な人・・・、のイメージでしたが、本作はいかにもECMな妖しさもたっぷり。
 ゲストのクラリネット奏者Gianluigi Trovesiが大名演。

Birdwatching
Anat Fort Trio & Gia
Ecm
2016-02-19









・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
番外編

A Multitude of Angels” (Oct.1996) Keith Jarrett
  “La Scala” (Feb.13.1995)の大ファンとしては聞かざるを得ない作品。 
 “The Köln Concert”(Jan.1975)に対する“Sun Bear Concerts”(Nov.1976)のような作品と期待しましたが・・・
 さておき、本作を入手したことをきっかけにソロピアノ作品を聞き直し。
 いい機会をいただきました。

A MULTITUDE OF ANGELS
KEITH JARRETT
ECM
2016-11-04






posted by H.A.

【index】 2016年・私的ベストアルバム

 2016年の私的ベストアルバム10。(順不同)。
 基本的には新譜、新発表に限ろうと思っていますが、発表すぐには聞いていないものも多いこともあり、1-2年ぐらい前までは新譜扱いということでアバウトに。  

 何の気なしに選ぶと再演もの、拡大再生産ものも多くて、こちらの感覚が保守的になってしまっているかも。
 順不同ですが、上の作品がベスト3かもしれませんねえ・・・
 おっと、南米系ばかりだ・・・
 なんだかジャケットも似た感じのが多いですね。
 何年か振りにMiles Davisにもはまってしまいました・・・


Andrés Beeuwsaert” (2015) Andrés Beeuwsaert
 ピアノソロのライブ中心なので、若干の不安もありましたが、この人の作品にハズレなし。
 ここまでのコンボでの素晴らしい演奏が、さらに優しくなって、最高の出来・・・、だと思います。
 この優しい音が現代のトレンドの一つ・・・かな?
 
Andres Beeuwsaert
Andres Beeuwsaert
NRT
2016-10-15



"MehmariLoureiro duo" (2016) André Mehmari, Antonio Loureiro 
 現代最高のピアノ。
 何も申し上げることはございません。
 特に本作では、近作でのクラシック色が薄くなって、かつての色合いが戻ってきたように思います。
 
Adentro Floresta Afora” (2015) Leonora Weissmann 
 コンテンポラリージャズなブラジリアンポップス。
 さらにフォルクローレも混ざった優しくて現代的なブラジリアンミュージック。
 歌もサポートも最高。
 
Casa” (2016) Gisele De Santi
 透明度が高いこの上もなく美しい声とピアノのみ。
 最高に心地いい音。
 現代ブラジル「最高」のボーカリストがたくさんいて大変なのですが、この人もその一人だと思います。
 
Wild Dance” (2015) Enrico Rava
 現代的なギターが加わり、妖しいEnrico Rava全開。 
 この人、大ベテランながら衰えも枯れもなく、素晴らしいトランペット。
 やはりこの人はこの色合いでないと。
 
Wild Dance
Enrico Rava
Ecm Records
2015-08-28



River Silver” (2015) Michel Benita Ethics
 琴とコンテンポラリージャズの融合。
 和楽器とジャズ、なかなかビート感が合わないケースも少なくないように思いますが、これはピッタリと来ています。
 
river silver
michel & eti benita
ecm
2016-01-15



Mare Nostrum II” (2014) Richard Galliano, Paolo Fresu, Jan Lundgren
 とても穏やかで柔らかな音。
 やはりバンドネオンが入るといいなあ。
 
Mare Nostrum Ii
Fresu/galliano/lundg
Act
2016-02-26



"Lotus" (2015) Mike Moreno
 艶々のギターの現代ジャズ。
 とても洗練された最高に心地よい音。
 Aaron ParksにEric Harlandの強力なサポート。
 この人の作品もハズレなし。
 
Lotus
Mike Moreno
CD Baby
2015-12-01



Homes” (2015) Gilad Hekselman 
 トリオでのGilad Hekselman。
 心地いい柔らかいギターの音が鳴り続け、リズム隊が煽りまくる絶妙なバランス。
 変拍子、メカニカル系もここまで柔らかいといい感じです。
 
Homes
Gilad Hekselman
Jazz Village
2015-10-09



Home” (2015) Søren Bebe
 デンマークのピアニストの静謐なトリオ。
 寂寥感の塊のような音。
 今年の寂寥度No.1。
 ECM以外のピアノトリオはほとんど聞かなくなったのだけども、これは別。
 ま、ECMっぽいですが・・・
 このさりげない上質さは希少。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
番外編

Miles At Fillmore(完全版)” (Jun.1970(Apl.1970)) Miles Davis
 遅ればせながらこれを入手してしまったがゆえ、結局一番聞いたのはエレクトリックMilesかも。
 ブートレッグにもちょこちょこ手を出し始めました。
 「マイルス者」にはまだまだ修行不足ですが・・・
 
Miles at the Fillmore: Miles Davis 1970:
Miles Davis
Sony Legacy
2014-03-25



ao vivo” (2014) Rosa Passos
 これ最高。
 なのですが、さすがに同じ色合いが多すぎて飽きてきましたかね。
 現代ボサノバ~MPBの最高のボーカリストの集大成として、いいライブ、いい作品ではあります。
 
Ao Vivo
Rosa Passos
Imports
2016-05-20



Black Ice” (2015) Wolfert Brederode Trio
 カッコいいピアノトリオ。
 が、前作までがあまりにもよかったので、期待しすぎた反動で番外。
 次作に大きな期待。
 
Black Ice
Wolfert Brederode
Ecm Records
2016-06-17



What was said” (2015) Tord Gustavsen
 この人には相当期待しているのですが、近作でのビートを効かせた展開ではなく、また寂寥と沈痛の世界に戻ってしまいました。
 こっちの方が好きな人が多いのかな?
 
what was said
gustavsen/tander/ves
ecm
2016-01-29



The Unity Sessions” (2014) Pat Metheny
 文句なしのこのバンドの集大成、エキサイティングです。
 が、昔の柔らかな音にはもう戻らないのかなあ・・・
 つい、そちらを期待してしまうので・・・
 
Unity Sessions
Pat Metheny
Nones
2016-05-06



Cuong Vu Trio Meets Pat Metheny” (2015) Cuong Vu
 元Pat Metheny Groupのトランぺッターの過激なコンテンポラリージャズ。
 激しさ、妖しさでは一番印象に残ったかも。
 凄い演奏が揃っています。
 でも、Patさん、ちょっとやりすぎでは・・・

Cuong Vu Trio Meets Pa
Cuong & Pat Meth Vu
Nones
2016-05-06





posted by H.A.

【index】 2015年・私的ベストアルバム  by H.A.

 2015年の私的ベストアルバム10。(順不同)。
 基本的には新譜、新発表に限ろうと思っていますが、発表すぐには聞いていないものも多いこともあり、3-4年ぐらい前までは新譜扱いということでアバウトに。


This Is the Day” (2014) Giovanni Guidi 
 ルバートでのスローバラードがてんこ盛りのピアノトリオ。
 穏やかで優しくて、クールなようで暖か。
 大名作だと思うのだけど、さて、人気、知名度のほどは? 
 こういったアルバムの人気が出てほしいのだけど・・・

This Is the Day
Giovanni -Trio- Guidi
Ecm Records
2015-05-26



Phoenix” (2014) Cyminology 
 ビオラが加わって妖しさ増幅のエキゾチックなボーカルバンド。
 ピアノも相変わらず柔らかでしなやかな名演。 

Phoenix
Cyminology
Imports
2015-03-03



In maggiore” (2014) Paolo Fresu, Daniele di Bonaventura
 バンドネオンとPaolo Fresuの穏やかなDuo。
 ECMとは思えない最高に寛いだ、穏やかで豊かな時間、空間。 

In Maggiore
Paolo Fresu & Daniele Di
Imports
2015-03-31



Midwest” (2014) Mathias Eick 
 かつてのECMでは想像できないのですが、近年のECMの典型的な音のひとつだと思います。
 とても穏やかで淡いムード、そして寂寥感。
 変わったなあ・・・と改めて実感。

Midwest
Mathias Eick
Ecm Records
2015-05-18



This Just In” (Dec.2011,Jan.2012) Gilad Hekselman
 今のニューヨーク系コンテンポラリージャズの代表作、マイルド系。
 曲者ぞろいのメンバー、複雑で妖しげなようで、さりげないようでドラマチック。
 これは新しいスタイルかも。 

This Just In [輸入盤]
Gilad Hekselman
Jazz Village
2013-04-25



Primeiro Céu” (2015)
 Bianca Gismonti 明るくポップなGismonti。
 親の何とかではなく、文句なしでカッコいいと思います。




Naissance” (2012) François Morin
 録音、発表は少々前のようですが、Andre Mehmariが全編に入るブラジリアンジャズフュージョン。
 優しくかつドラマチックな大名作。

Naissance
Francois Morin
Tratore Music Brasil
2013-02-05



From Napoli to Belo Horizonte” (2010) Antonio Onorato / Toninho Horta
 制作はかなり前のようですが、イタリアの小粋なジャズギターと、ブラジル柔らかなギターの絡みは最高に穏やか、かつオシャレ。
 やはりToninho Hortaはすごい人。

From Napoli to Belo Horizonte [輸入盤]
Toninho Horta
Sud Music / Egea
2014-03-20




As Estacoes Na Cantareira” (2015) André Mehmari
 この人の作品なら何でもオッケー・・・ってこともないですが、やはり普通の人とは一線を画した凄いピアノ。
 作風は変わってきたように思いますが、やはりカッコよさはピカイチだと思います。
 上品で優し気、終始漂う郷愁感。

As Estacoes Na Cantareira
Andre Mehmari アンドレメーマリ
Tratore
2015-04-30



Triz” (2012) André Mehmari, Chico Pinheiro, Sérgio Santos
 ブラジル人脈最高のトリオ。
 スピード、グルーヴ、そして優しさと郷愁感、全て最高。

Triz
Andre Mehmari
Rip Curl Recordings
2012-09-23


posted by H.A.

 
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