吉祥寺JazzSyndicate

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Caribbean

【Disc Review】“Tatoom” (2006) Andy Narell

“Tatoom” (2006) Andy Narell
Andy Narell (Pans, Tenor Bass/Tenor Pan, Guitar, Various Instruments)
Sonia Descamps (Pans, Tenor Pan) Laurence Guerrini (Pans) Ellie Mannette (Steel Drums) Jean-Philippe Fanfant, Mark Walker (Drums) Luis Conte (Congas, Percussion, Timbales) David Sanchez (Tenor Sax) Mike Stern (Guitar)

Tatoom
Andy Narell
Heads Up
アンディ ナレル


 スチールパン奏者Andy Narellのフュージョン作品。
 いつもは普通のフュージョンバンド編成にスチールパンが入る形ですが、本作ではベース、キーボードを排して打楽器以外はスチールパンで音を作る形態。
 本場カリブのスチールパンオーケストラをイメージしたのでしょう。
 いつもの彼のアルバムとは少々ムードが異なります。
 が、この人の場合、やはり洗練された音。
 素朴な感じに作ろうとしたのかもしれませんが、やはりリゾートホテルのラウンジっぽいフュージョンミュージック。
 但し、他の作品はエアコンが効いたリゾートホテルのラウンジな感じですが、本作は同じくリゾートホテルのラウンジでもオープンエアー。
 ちょっと湿った柔らかな風が吹いてくる音・・・
 ゲストで数曲のみ演奏するMike Sternのギターがカッコいい。
 歪ませないでコーラス?をかけた、涼し気なクリーントーン。
 スムースかつ強烈な加速感、疾走感が心地よいことこの上なし。
 カリブ出身のジャズメンDavid Sanchezもいかにもそれらしい、が、熱くはならないクールなサックス。
 夏はやっぱりこの手の音がいいですね。
 もうちょっと薄目な方が、もっと涼し気でいいのかな?




posted by H.A.

【Disc Review】“The Long Time Band” (1995) Andy Narell

“The Long Time Band” (1995) Andy Narell
Andy Narell (Steel Pan, Steel Drums, Bass, Drums, Guitar, Keyboards, Piano, Quadrophonics, Sax)
Keith Jones (Bass) Paul van Wageningen (Drums) Wally Buck, Michael Semanick (Steel Pan) Luis Conte (Bata Drums, Bongos, Congas, Percussion, Timbales) Steve Erquiaga (Cavaquinho, Guitar) Judd Miller (Synthesizer) Larry Batiste, Jackeline Rago, David Rudder, Sandy Griffith (Vocals)

The Long Time Band
Andy Narell
Windham Hill Records
アンディ ナレル


 アメリカのスチールパン奏者Andy Narellのフュージョン作品。
 多くの作品がありますが、私が知る限り本作が一番まとまっているように思います。
 あの時代のフュージョンの音ではあるのですが、これ見よがしな派手なアレンジはなし。
 1990年代に入ると不自然なまでのブレイクも流行らなくなったのか、あくまで自然な流れ。
 電子楽器の使用範囲も限られ、ほどほどナチュラルな音作り・・・、だからなのでしょうかね。
 また、名曲“Jenny’s Room”を含むカッコいい曲がいくつも収録されていることも大きいのでしょう。
 “Caribbean Night” (2010)のバージョンがとてもカッコいいのですが、ビッグバンドゆえに音が熱くなるのに対して、本作のコンボ演奏はあくまでクール。涼しげなのがいい感じ。
 どの曲も能天気に明るい感じではなく、少々の哀愁が漂うAndy Narellお得意のメロディライン。
 ほどほどにラテンなビート、ほどほどにパーカッションが効いたあくまで上品なグルーヴ。
 いつもながらのリゾートホテルのラウンジっぽい音楽。
 何曲かに入るネイティブっぽいボイス、コーラスもいかにもカリブっぽいのですが、なぜか感じる洗練。
 ソウル~AORっぽいもんね。
 南国っぽくてにぎやかだけども、エアコンがキリッと効いた爽やかな空気。
 派手さや興奮は抑え目、妖しさや予想外の展開などの新しさはありません。
 が、諸々のバランがとれた、安心して聞ける爽やか系カリビアン・フュージョン。




posted by H.A.

【Disc Review】“Hidden Tresure” (1979) Andy Narell

“Hidden Tresure” (1979) Andy Narell
Andy Narell (Steel Drums, Drums, Keyboards, Percussion, Piano, Timbales, Vocals)
Glenn Cronkhite (Drums, Percussion) Steve Erquiaga (Guitar) Richard Girard (Bass, Bass Accordion) Jenny Holland (Vocals) Steve Miller (Vocals) Jeff Narell (Percussion, Timbales) Kenneth Nash (Bongos, Congas, Percussion, Timbales, Vocals) Jeffrey Norman (Piano) Debbie Poryes (Vocals)

Hidden Treasure
Andy Narell
Inner City Jazz
アンディ ナレル


 夏らしく(それらしくないのも含めて)スチールパン、スチールドラムシリーズ。
 ジャズ、フュージョン系ではなかなか少数なようですが・・・


 フュージョン系スチールパン奏者Andy Narell、これがデビュー作なのでしょう。
 あの時代っぽく複雑ながら整ったリズム、ブレイク〜キメの多いアレンジのフュージョン。
 それでもナチュラルに仕上がっていて、今聞いても違和感のないサウンドです。
 パーカッションがラテンっぽさを醸し出していますが、カリブというよりも現代的なビート、フュージョンのムード。
 グルーヴに乗ったスチールパンの音が心地よい音作り。
 さらにいい感じのクリーントーンのエレキギター、ピアノのインプロビゼーション。
 他のバンドでの演奏は知らない人たちですが、なかなかの手練れです。
 他にもスチールパンとピアノのDuoやら、各人のソロやら、さまざまな編成での音作り。
 楽曲はオリジナル曲中心。
 カリブっぽくは作ってありますが、やはり洗練されたアメリカンな雰囲気ですかね。
 Andy Narellお得意のそこはかとない哀愁が漂うメロディ。
 最後に強烈な4ビート、ハイテンションなインプロビゼーションもあり、それがカッコいいんだけどなあ・・・
 後の涼し気で洗練された音になる一歩手前、少々熱いAndy Narell。




posted by H.A.

【Disc Review】“Caribbean Night” (2010) WDR Big Band Koln / Vince Mendoza / Andy Narell

“Caribbean Night” (2010) WDR Big Band Koln / Vince Mendoza / Andy Narell
Andy Narell, Ray Holman, Tom Miller, Alan Lightner (Steel Pan) Dario Eskenazi, Frank Chastenier (Keyboards) Michael Alibo (Bass) Peter Erskine (Drums) Luis Conte, Marcio Doctor (Percussion) Andy Haderer, Rob Bruynen, Klaus Osterloh, Rick Kiefer, John Marshall (Trumpet) Dave Horler, Ludwig Nuss, Bernt Laukamp (Trombones) Lucas Schmid (Bass trombone) Heiner Wiberny, Harald Rosenstein (Alto sax) Olivier Peters, Rolf Römer (Tenor sax) Jens Neufang (Baritone sax) David Rudder (Vocal)

Caribbean Night
Wdr Big Band Koln
bhm
2010-04-16
アンディ ナレル

 夏らしい音ということで・・・
 スチールパンをフィーチャーしたビッグバンドによるラテンジャズ~フュージョン。
 スチールパンはFusion系のAndy Narell。
 カリブの暑苦しさというよりも、リゾートの爽やかな風。
 あるいはエアコンがキリッと効いたリゾートホテルのような洗練された演奏。
 陽気だけど暑すぎない、またうるさすぎないラテンジャズ。
 曲はメンバーのオリジナル中心、哀愁曲から陽気曲までさまざまな曲が並びますが、いずれも上品な名曲揃い。
 特に1曲目のJenny’s Roomはシンプルながら哀感漂う隠れた大名曲、大名演。
 ビッグバンドならではのドラマチックなアレンジと多彩なソロ陣が相まって、一曲の中で何度もピークが訪れる素晴らしい演奏。
 主役のスチールパンのオブリガード、ソロが気持ちいいのは言わずもがな。
 ちょっと南国っぽいのが聞きたいな、あるいはスチールドラムが聴きたいなと思ったら必ず取り出す一枚。
 華やかで涼しげな音。
 抜群に心地よし。
 この季節にピッタリ。




posted by H.A.
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