“L'Imparfait des Langues” (2007) Louis Sclavis

Louis Sclavis (Clarinet, Bass Clarinet, Soprano Saxophone)
Paul Brousseau (Keyboards, Electronics, Guitar) Maxime Delpierre (Guitar) François Merville (Drums)
Marc Baron (Alto Saxophone)

L'Imparfait Des Langues
ECM Records
2007-01-30


 フランスのクラリネット奏者Louis Sclavis、2007年作。
 サックスを加えた二管、ギター、キーボード、ドラムでのベースレス変則クインテット。
 ギターは先端系ロックな色合い、ベースラインはキーボードでのウネウネグニョグニョな電子的な音。
 例によって不思議系、複雑にアップダウンするメロディ、あるいはプログレッシブロックなリフ、エスニックな香り。
 攻めまくるギター、ときおり聞こえる電子音、囁き声。
 とても妖しく、激しい。
 不穏で陰鬱な空気感が流れていますが、どこかあっけらかんとした感じ、すっとぼけたような感じがするのもあの色合い。
 が、攻撃的ジャズなアルトサックスが登場すると一転、ジャズの香りも濃厚。
 もちろんリーダーのクラリネットもあのジャズな強烈な疾走。
 非日常的なテーマと先端的なギターとジャズな管の微妙なバランス、あるいはアンバランス。
 全部含めて意外にとっつきやすいアルバムだったりして。
 タイトルは“言語の不完全さ”の意?
 うーん、やはり摩訶不思議。

※別のバンドの演奏から。
 

posted by H.A.