‎”Love Call” (1968) Ornette Coleman

Ornette Coleman (Alto Saxophone, Trumpet)
Jimmy Garrison (Bass) Elvin Jones (Drums)
Dewey Redman (Tenor Saxophone)



 Ornette Coleman、1968年のジャズ。
 “New York Is Now!” (1968)と同セッション。
 これまた素っ頓狂なテーマ一発、後は怒涛のインプロビゼーション。
 このシリーズ、心なしかドラムの音量が大きめなのは気のせいでしょうか。
 ドラムソロのような怒涛の叩きまくり。
 アルトサックスの伸び縮みするビート感に反応しているような、そうでもないような。
 ベースはサックスに合わせようとしているように聞こえるけども、ドラムは無視して突っ走っているようにも聞こえるなあ・・・
 壊れそうでギリギリ壊れない絶妙な緊張感は、元John Coltraneバンドのリズム隊所縁。
 そして忘れたころにおもむろに登場するグチャグチャと崩れるような狂気のテナー。
 ハードボイルドなDeweyさんではありません。
 それに追随しようと試みるOrnetteさん、が・・・
 ってな感じの丁々発止の絡み合い。
 それがとてもエキサイティングなジャズ。
 “New York Is Now!” (1968)の方が人気なのかもしれませんが、こちらの方がバタバタ度が高くて、私的にはそれが好み。
 いかにも1960年代の終わりな感じのとてもカッコいいジャケットですが、中身はサイケでもジャズロックでもなく、Ornette流の不思議なジャズ。




posted by H.A.