“Portraits of Duke Ellington” (1974) Joe Pass
Joe Pass (guitar)
Ray Brown (double bass) Bobby Durham (drums)
Joe PassのEllington曲集。
優雅な名曲、名コード展開を背景にして、動きまくり、突っ走るギター。
そちらの二作ではベースが主導していたようにも聞こえたのですが、本作はあくまでギターが主導。
突っ走りまくるギターの後ろで、しゃあないなあ・・・なんて感じでビートを出している感じ。
Ray Brownさんの牽引力はいつも通りで、グングン前に進む感じなのですが、それよりも速くたくさん弾くぞー、ってなギター。
そこまで弾かなくても・・・、とか思ったり思わなかったり。
超絶な” Caravan”っていったい何なんでしょう・・・
さておき、人数が少ない分、ベースのインプロビゼーションもたっぷり。
そこからウォーキングに戻る瞬間がカッコいいし、派手なオブリガードもよく聞こえてきます。
この人のベースを聞いていると、ジャズってカッコいいなあ・・・って思います。
おっと、Joe Passさんのリーダー作でしたね。
そんな生々しい超絶名人芸てんこ盛りのアルバム。
posted by H.A.