”The Montreal Tapes” (Jun.30.1989) Charlie Haden w. Joe Henderson, Al Foster

Charlie Haden (bass)
Joe Henderson (tenor saxphone) Al Foster (drums)

Montreal Tapes
Charlie Haden
Verve
2004-02-24


 Charlie Hadenのモントリオールジャズフェスティバル、ライブ録音シリーズ第一弾。
 1989年はCharlie Haden’s Yearだったのでしょう。
 連日のステージ、以下の8公演が世に出ている音源でしょうか?
 ”The Montreal Tapes” (Jun.30.1989) w. Joe Henderson, Al Foster
‎ ”The Montréal Tapes” (Jul.1.1989) w. Geri Allen, Paul Motian
 “The Montreal Tapes” (Jul.2.1989) w. Don Cherry, Ed Blackwell
 “The Montreal Tapes” (Jul.3.1989) w. Gonzalo Rubalcaba, Paul Motian
 “Live Montreal ‘89” (Jul.5.1989) w. Pat Metheny, Jack DeJohnette
 “In Montreal” (Jul.6.1989) w. Egberto Gismonti
 “The Montreal Tapes” (Jul.7.1989) w. Paul Bley, Paul Motian
 “The Montreal Tapes” (Jul.8.1989) w. Liberation Music Orchestra

 本作に収められた初日は、Joe Hendersonがフロントに立つピアノレスのサックストリオ。
 全4曲、各曲ともに長尺な演奏、怒涛のジャズインプロビゼーション。
 前半はジャズスタンダード二曲。
 ぶっとい音のテナーサックスのソロ演奏から始まる“Round Midnight”。
 沈み込むようなベースが加わり、さらに重心が下がる重厚でハードボイルドなジャズ。
 ピアノレスゆえのクールなムード。
 それでいて全編を覆う強い浮遊感は、このお二人の色合いそのもの。
  続く“All The Things You Are”、もう十分に聞きましたので勘弁してください・・な、どジャズなスタンダードまでがクールにハードボイルドに響きます。 
 その後はフリーな色合いも混じるオリジナル曲とCharlie Parker。
 ベースとドラムが攻撃的になり、呼応するかのように旋回し咆哮するサックス。
 フリーに行きそうで行かない、二歩ぐらい手前で踏み止まるJoe Henderson的な収め方。
 モダンジャズから少しはみ出した1960年代の空気感そのまま。
 硬派でハードボイルドなジャズ。




posted by H.A.