“Rubberband” (1985,1986) Miles Davis

Miles Davis (trumpet, keyboards)
Randy Hall (guitar, voice, keyboards) Attala Zone Giles(guitar, voice, bass, keyboards) Adam Holzman, Wayne Linsey, Robert Irving, III, Anthony "Mac Nass" Loffman, Neil Larsen (keyboards) Javier Linares (piano) Isiah Sharkey, Mike Stern (guitar) Arthur Haynes, Felton Cruz, Angus Thomas (bass) Vince Wilburn, Jr. (drums, percussion, programing) King Errisson, Steve Reid, Munyungo Jackson, Steve Thornton, Marilyn Mazur (percussion) Michael Paulo (sax, flute) Bob Berg, Glenn Burris (sax) Rick Braun (trumpet, trombone) Ledisi, Medina Johnson, Lalah Hathaway (voice) Kevin Santos (edit, sound design)

Rubberband -Digi-
Miles Davis
Rhino
2019-09-06


 大御大Miles Davisの未発表音源、2019年発表なのでしょう。
 元の音源の録音は“You're Under Arrest” (1984,1985), “Tutu” (1986)の間。
 ベースのサウンドはちょうどその真ん中あたりの感じ、それを甥っ子Vince Wilburn, Jr.はじめとした人たちが、今の音でコーティング。
 あの時代、デジタル色が強いファンクビート、ゴージャスで分厚い感じではあるのですが、ラップやコーラスも絡めつつ、柔らか、かつクールな現代HipHopな感じに色づけられた楽曲もいくらか。
 ディスコ(懐かしい)ってよりもクラブな感じになっていますでしょうかね?
 硬質に弾むビートに、いろんなところから顔を出すギュインギュインなロックギター、グニャグニャした感じのシンセサイザー、。
 そんな音に乗った御大のジャズなトランペット。
 派手で凝ったサウンドの中に響くクールな音。
 バリバリとたっぷり吹く場面もたくさん。
 Hip Hop風あり、濃ーいボーカル入りソウル~AOR風あり、軽めスキャットがお洒落なポップフュージョンあり、スパニッシュ~ラテンあり、ディスコ風あり、1980年代風ド派手フュージョンあり。
 全編通じてポップ。
 なんだか懐かしいような、この手のサウンド久々に聞いたような・・・
 ま、御大がたっぷり吹いているんだから、よろしいのではないでしょうか。
 さておき、時代々のポップ、あるいは粋、スタイリッシュさを極めていこうとしていたように思うMiles御大、もし今ご存命ならRobert Glasper閥、Kendrick Scottあたりと組んでいたのでしょうかね?
 あるいはKurt Rosenwinkel系、はたまたもっともっと先端の人たちとでしょうか?
 さて?




posted by H.A.