“A Night At The Vanguard” (Sep.1959) Kenny Burrell

Kenny Burrell (guitar)
Richard Davis (bass) Roy Haynes (drums)



 Kenny Burrell、1950年代末、ギタートリオでのライブ、Argoから。
 Blue Noteの人気作“At The Five Spot Café” (Aug.1959) のわずか一か月後のステージのようです。
 ノリノリな感じはそのままに、人数が少ない分、少し熱が落ちて落ち着いた印象。
 後の“Midnight Blue” (1963)の沈んだムードとまではいかずとも、バウンドするビートに乗って淡々とブルース、スタンダードが奏でられていきます。
 落ち着いたベースと、たくさんの技を繰り出しつつもなぜか静かに聞こえるドラム。
 ピアノがいないだけ、全編でギターが鳴りまくり。
 ハイテンションで疾走する場面がたっぷりなのですが、なぜかクール。
 スロー~ミディアムでは沈み込むような内省的な感じ、流麗なようで所々で引っ掛かりながらやっぱり流麗な感じ、イケイケで行っているようでなぜか沈んだ感じ。
 そんな微妙な色合いがカッコいいんだろうなあ。
  “At The Five Spot Café” (Aug.1959)も周りのメンバーの熱が高いだけで、この人の音自体はいつも通りにクールだったのかもしれません。
 コンガなど加わるとさらにいいなあ・・・って、それは“Midnight Blue” (1963)ですね。




posted by H.A.