“Togethering” (1984) Kenny Burrell, Grover Washington Jr.
Kenny Burrell (guitars) Grover Washington Jr. (soprano, tenor sax)
Ron Carter (bass) Jack DeJohnette (drums) Ralph MacDonald (percussion)
1980年代、Blue Noteに戻ったKenny Burrell、Grover Washington Jr.との共同リーダー作。
“Winelight” (1980)の後、Grover Washington Jr.は既にスーパースターなのでしょう。
メンバーはアグレッシブなジャズとフュージョンの混成バンド。
全体のサウンドもモダンジャズには寄らず、フュージョンにも寄り過ぎないバランス。
攻めるベースとドラム。
スムースな感じながら鋭く切り込むソプラノサックス。
が、なんだかんだでギターはいつものKenny Burrell節。
四者のインタープレー炸裂の場面もいつものKenny Burrell節。
やはりハードボイルド。
軟弱なフュージョンやら、うるさいハードジャズなんて演んないよ・・・ってな感じ。
頑固なまでに少し沈んだブルージーなジャズギター。
それがカッコいいなあ。
アコースティックギターでのボサノバは・・・さてどうでしょう。
誰と何を演っても、やはりKennyさんはBurrellさん。
フュージョンにもボサノバにもハードなジャズにもならない、ジャズ&ブルースがよろしいのでは。
posted by H.A.