“Power of Three” (1986) Michel Petrucciani

Michel Petrucciani (piano)
Jim Hall (guitar) Wayne Shorter (tenor, soprano sax)

パワー・オブ・スリー
ジム・ホール ミシェル・ペトルチアーニ feat.ウェイン・ショーター
ユニバーサル ミュージック
2019-07-24


 Michel Petrucciani、名人二人を迎えたモントルーでのライブ録音。
 キレ味抜群の疾走ピアノに、繊細で幽玄なギター、ブヒブヒグチョグチョサックス。
 三者三様、バラバラなイメージの人たち。
 ピアノとギターのDuoを中心として、何曲かでサックスが加わる構成。
 誰が寄せるわけでなく、各人そのイメージそのままの演奏ながら、不思議な一体感。
 一曲の中でもフロントに立つ人によってバンドの色合いが劇的に変化する、そんな感じ。
 ピアノがリードすれば疾走し、ギターであれば静かで繊細、サックスであればハードなジャズ。
 各人が持ち寄った楽曲も、作者ではなくフロントの人の色合いに変化していくバンドサウンド。
 それでいてぶつかることが無いのは、さり気ない名人芸なのでしょう。
 インタープレー中心で演奏すると凄い事にもなりそうで、それを聞きたくもなるのですが、みなさま空気を読んだかのような上品なサポート。
 一度にいろんなタイプのジャズが聞けるお得なステージ。
 さながら幕の内弁当。
 もちろんコンビニではなく、高級店。




posted by H.A.