“Live at Village West” (1982) Ron Carter, Jim Hall

Jim Hall (guitar) Ron Carter (bass)

Live at Village West
Ron Carter
Concord Records
1992-10-16


 Ron CarterとJim HallのDuo、ライブ録音。
 “Alone Together” (1972)の続編。
 10年ほど空いているようですが、ジャズスタンダードを中心としていくつかオリジナル曲の構成、空気感も同じ。
 “Circles” (1981)と同じくConcord Jazzからですが、ギターの音は“Alone Together” (1972)に近いイメージ、軽くエフェクティングされたような“Circles”に対して、少々堅め、鉄線弾いてます系に戻った感じ。
 また、コードストロークでバッキングする場面が増え、ま、それもお好み次第。
 静かで少し沈んだムードはまだまだ続いています。
 お約束?の“St. Thomas”までもがおとなしい感じになってしまうのもご愛敬。
 ジャズスタンダードもさることながら、中盤のオリジナル曲、バラード“New Waltz”、南米風、あるいはPat Metheny風の”Down from Antigua”がカッコいい。
 もちろん要所々にあの消え入るような繊細な音が散りばめられています。
 沈んだところから一気に駆け上がり、そして高い所でくるりと回って消えてゆく瞬間の儚いこと、カッコいいこと。
 それが気になりだすと、逆に普通のテーマ演奏までが別のモノののように聞こえてきます。
 本ステージもそんな音がてんこ盛り。




posted by H.A.