“Where Would I Be?” (1971) Jim Hall
Jim Hall (guitar)
Benny Aronov (piano, electric piano) Malcolm Cecil (bass) Airto Moreira (drums, percussion)
Jim Hall、1971年作。
サポートはブラジリアンAirto Moreiraを迎えたピアノトリオ、オーソドックスなギターカルテット編成。
“Bossa Antigua” (1963-1964) Paul Desmondなど、とてもクールなボサノバを演奏する人。
本作にもそんな演奏がありますが、ボサノバとジャズだけではない不思議なアルバム。
本作にもそんな演奏がありますが、ボサノバとジャズだけではない不思議なアルバム。
変わった感じのジャズロックあり、ブラジルっぽいロックフュージョンあり、オリジナル曲はエレピが唸る攻めた感じの不思議系。
ギターはあのふわりとした音、淡い陰影、所々で消え入っていくような繊細なあの音、少し沈んだムードがとてもカッコいいジャズギター。
が、バンド、全体のサウンドはいろんな方向に動いていく不思議感満載。
時代は“Bitches Brew” (1969) Miles Davis経た転換期。
時代は“Bitches Brew” (1969) Miles Davis経た転換期。
ボサノバ、ジャズスタンダード、あるいはMilton Nascimentoナンバーなどのオーソドックスな演奏さておき、頭の中では新しい音が鳴っていたのでしょうね。
それにしてもAirto Moreiraのドラム、パーカッションがカッコいいなあ。
なるほど、“Return to Forever” (Feb.1972) Chick Coreaの少し前ですか、そうですか。
posted by H.A.