“Smokin' at the Half Note” (1965) Wes Montgomery
Wes Montgomery (guitar)
Wynton Kelly (piano) Paul Chambers (double bass) Jimmy Cobb (drums)
Wes Montgomery、言わずと知れた名作ライブ+α。
サポートは"Kind of Blue" (1959) Miles Davis所縁、傑作"The Incredible Jazz Guitar” (1960)のピアノトリオ。
この頃Milesさんはメンバーを一新してしばらく、“Plugged Nickel”(Jul.1965)辺り、遠い所に行きかけている時期。
Wesさんもポップス混じりにそろそろ行こうかな、ってな時期なのでしょうが、こちらは掛け値なしの正々堂々、王道モダンジャズ。
Wesさんもポップス混じりにそろそろ行こうかな、ってな時期なのでしょうが、こちらは掛け値なしの正々堂々、王道モダンジャズ。
テーマ一発、シングルトーンからオクターブ、そしてコードかき鳴らしの怒涛のギターソロ。
ピアノに選手交代してもこれでもかこれでもかと続くブルース、シングルトーンの転げまくるソロ。
そしてモダンジャズの王道ベースのコンパクトなソロ。
そんな”No Blues”でぶっ飛んで、”If You Could See Me Now”で落ち着いて、そこからはスタジオ録音。
ライブの空気感はそのままに、バウンドするブルース、名曲”Four On Six”の再演で突っ走り、”What's New”で静かに幕。
CDではLPレコード別盤のライブ音源が追加。
こちらは少し落ち着いた印象ですが、名手たちの手練れたジャズな演奏は変わりません。
気合一発、ギミックなし。
あの時代のニューヨークの日常。
posted by H.A.