“Movin' Wes” (1964) Wes Montgomery
Wes Montgomery (guitar)
Bobby Scott (piano) Bob Cranshaw (bass) Grady Tate (drums) Willie Bobo (percussion)
Ernie Royal, Clark Terry, Snooky Young (trumpet) Jimmy Cleveland, Urbie Green, Quentin Jackson, Chauncey Welsch (trombone) Don Butterfield, Harvey Phillips (tuba) Jerome Richardson (flute, saxophone, woodwinds)
ピアノトリオ、パーカッションに大編成のホーン陣。
バンドの編成は変則で、アレンジもオーソドックスではないのだと思いますが、後のポップジャズではなく、ラテンやワルツも含めて、あくまでジャズ。
突き刺さるような、あるいは強烈なドライブ感を引き出すド派手なホーンが鳴り響き、コンパクトにまとめられた演奏。
そんな中で、テーマからインプロビゼーションまで、ギターがずーっと鳴りまくり、弾きまくり。
大音量のホーンはあくまで彩り、ギター以外の楽器が前面に出る場面はありません。
圧倒的な存在感で突っ走っています。
ま、何となくそろそろオーソドックスなモダンジャズは・・・な感、無きにしもあらずではありますが、まだまだ、4ビートたっぷり、ジャズの塊のようなギターたっぷり。
突っ走るバンドとギター、その大編成版。
気分爽快、カッコいいジャズ。
posted by H.A.