“Boss Guitar” (Apl.1963)、“Portrait of Wes” (Oct.1963)、 “Guitar on the Go” (1959,Oct.Nov.1963) Wes Montgomery
Wes Montgomery (guitar)
Melvin Rhyne (organ) Jimmy Cobb, George Brown, Paul Parker (drums)
Wes Montgomery、オルガン入りトリオの三作、1963年の三セッション+α。
“The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery” (1960)、“Full House” (1962)の名作二作を経た時期。
“The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery” (1960)、“Full House” (1962)の名作二作を経た時期。
背景がオーソドックスなピアノトリオでなくオルガンとドラムになると、ビートの角が取れてよりスムースな感じに聞こえてきます。
前に進む勢いの強いWesさんの音楽が、グルーヴはそのまま、滑るように前に進むイメージ、あわせて涼し気なオルガンの音が温度、湿度を下げる感じ。
ギターの音とあわせて、とてもクール。
“Boss Guitar” (Apl.1963) はちょっと攻めた感じ、“Besame Mucho”なんて曲を含めて一番の人気作なのでしょう。
“Portrait of Wes” (Oct.1963)は“Freddie The Freeloader”、“Moanin'”などのカバーがありそうであまりないジャズ曲を含めて、明るくスッキリまとまった感じ。
“Guitar on the Go” (1959,Oct.Nov.1963)は地味な選曲、残り物かも?の一番オーソドックスなジャズ演奏が集まっている感じ。
が、一番好みは“Guitar on the Go”だったりします。
シンプルだし、聞き飽きたはずの楽曲”The Way You Look Tonight”が絶品だもんね。
いずれ劣らぬ涼し気なオルガントリオ、三作。
いずれ劣らぬ涼し気なオルガントリオ、三作。
posted by H.A.