“December Poems” (1977) Gary Peacock

Gary Peacock (bass)
Jan Garbarek (saxphones)



 Gary Peacock、ベースソロを中心としたアルバム。
 ベースをオーバーダビングし、二曲ほどでサックスが加わる構成。
 古今東西ピアノトリオ名作中の名作“Tales Of Another” (1977)と同年の録音。
 ピアノもギターも鳴らないゆえに、武骨で不愛想な印象ですが、上掲と同じ空気感が流れています。
 やるせないメロディ、ダークなムードと強烈な緊張感。
 疾走と浮遊、激しい音の動きの中に突然顔を出す美しいメロディ。
 と書いてしまうと、Keith Jarrettの音楽と似た感じの形容になってしまうのですが、だから長く共演が続いているのでしょう。
 彼の音楽との違いはロマンチシズムや甘さが前面に出る場面があるか否かでしょうか。
 こちらは武骨で不愛想、そしてやるせない哀愁。
 男臭いハードボイルドネスの塊のようなアルバム。
 だから上掲含めてあのトリオの音楽がカッコいいのかも。




posted by H.A.