“Canto Por Um Novo” (1973) Beth Carvalho

Beth Carvalho (vocal) and others

カント・ポル・ウン・ノヴォ・ヂア(期間限定価格盤)
ベッチ・カルヴァーリョ
SOLID/TAPECAR
2018-06-06


 Beth Carvalhoの1973年作。
 伝統的なアコースティックサンバ。
 ギターとパーカッションの柔らかなビートを中心として、カバキーニョなどの弦楽器と柔らかな管楽器のアンサンブル、そしてコーラス、ときおりのストリングス。
 ジャズ度、ロック度、欧米ポップス度はありません。
 ピアノの出番さえも限られた、シンプルでナチュラル、うるさくない音。
 それがなぜかリッチな質感。
 ハスキーでな堂々たるヴォイスの力なのか、サンバ自体の持つ力なのか。
 哀愁たっぷりながらもなぜか前向きな感じがする、いかにもサンバなSaudadeたっぷりなメロディ。
 みんなでワイワイしながら合唱して、嫌な事や深刻な事は忘れてしまいましょう・・・ってなノリ。
 伝統的なサンバの演奏スタイルを踏襲しているのだと思いますが、今の耳で聞いても決して古くありません。
 このあたりの音が現在に至るまでの現代サンバの原型になっているのでしょうねえ。
 これまた心地よさ、最高。




posted by H.A.