“Live à FIP” (2006) Omar Sosa
Omar Sosa (Piano, Electronics, Vocals)
Childo Tomas (Bass, Vocals) Steve Argüelles (Drums, Electronics) Miguel "Angá" Díaz (Percussion) Luis Depestre (Saxophone, Percussion)
キューバのピアニストOmar Sosa、フランスでのライブ録音。
同じくライブ録音の“Promise” (2007)に近い時期ですが、メンバーは全く異なります。
そちらよりもオーソドックスなキューバン・ジャズフュージョンな感じでしょうか。
静かなピアノソロから始まり、ゆったりとしたキューバンビートへ。
静かなピアノソロから始まり、ゆったりとしたキューバンビートへ。
徐々にテンションと音量が上がっていき、ベースが終始ブンブン唸っていますが、直近のアルバムに当たる “Mulatos” (2004)と同様に、落ち着いた系のOmar Sosaミュージック。
そちらからも何曲か選曲され、洗練されたキューバンジャズフュージョン演奏が続きます。
強いグルーヴを作るベースと静かにビートを刻むドラム、その上で漂い、時に激しく突っ走るピアノ。
オーソドックスな現代ジャズ的フレーズを奏でるサックスも手練れた感じ。
ライブながら、本作もスッキリ落ち着いたOmar Sosaミュージック。
かつての闘士からすっかり作風が変わったOmarさん、イタリアンPaolo Fresuとのライブの“Promise” (2007)、さらには極めつけに静謐なソロピアノ作品“Sensec” (2012)などへと続いていきます。
かつての闘士からすっかり作風が変わったOmarさん、イタリアンPaolo Fresuとのライブの“Promise” (2007)、さらには極めつけに静謐なソロピアノ作品“Sensec” (2012)などへと続いていきます。
posted by H.A.