“Skylark” (1973) Paul Desmond

Paul Desmond (alto saxophone)
Bob James (piano, electric piano) Gábor Szabó, Gene Bertoncini (guitar) George Ricci (cello) Ron Carter (bass) Jack DeJohnette (drums) Ralph MacDonald (percussion)

Skylark
Paul Desmond
Epic Europe
2003-10-28


 Paul Desmond、ジャズフュージョン寄りのコンボ作品。
 エレピの音が浮遊感を加え、エレキっぽいウッドベースがグルーヴを作り、ハイテンションなジャズドラム、ちょっとソウル、サイケが混ざるエレキギター。
 全部合わせて1970年代の音。
 何も変わらないのがアルトサックス。
 ベースがぐんぐん前に進もうが、ドラムが煽り立てようが、あくまでクールで優しい音。
 あるいは静々とガットギターで”禁じられた遊び”が奏でられようが、アルトが鳴ればあの時代のジャズ。
 さらにバックが煽れば1960年代のモードを経た1970年代のジャズフュージョンのハイテンションな音。
 エレクトリックMilesの影響がここまでも・・・なんて野暮ことが頭をよぎる場面も・・・
 “She Was Too Good to Me” (1974) Chet Bakerとも同じ時代かあ・・・
 背景の音は変われど、Chet BakerさんもここでのPaul Desmondも何も変わらないクールネス。
 大御大Milesさんとはまた違ったハードボイルドネスがカッコいいなあ。




posted by H.A.