“Samba Carioca” (2010) Vinicius Cantuaria

Vinicius Cantuaria (Vocals, Guitar, Drums, Keyboards, Percussion)
Brad Mehldau, Joao Donato, Marcos Valle (Piano) Bill Frisell, Dadi (Electric Guitar)
Luiz Alves (Bass) Liminha (Electric Bass) Paulo Braga (Drums) Sidinho (Percussion)



 ブラジルのシンガーソングライターVinicius Cantuariaの2010年作。
 プロデュースにロック界のArto Lindsay、同時期に共同で“Lágrimas Mexicanas” (2010)を制作したBill Frisell、共演が続くジャズピアニストBrad Mehldau、その他有名どころのブラジリアンを迎えたジャジーMPB。
 強いArto Lindsay色、Bill Frisell色はなく、またファンクな感じも抑えられ、オーソドックスなボサノバな感じが強い音。
 ゆったりとしたボッサビートに、少し沈んだとても静かでしっとりとした音の流れ、哀しげなメロディに甘い囁きヴォイス。
 要所でカッコいいジャズピアノやら、Jobimなピアノやら、エレピやら、ジャズギターやら、妖しい電子音やら。
 それらがとてもさりげなくて、あくまで沈んだ静かな音。
 現代的で都会的、その上でナチュラルでサラリとした質感、それでいて少々淫靡なブラジリアンポップス。
 静かで大人なブラジリアンミュージック、ボッサ寄り。




posted by H.A.