“Silva” (2005) Vinicius Cantuária

Vinicius Cantuária (Vocals, Guitars, Fender Rhodes, Loop, Drums, Percussion)
Jun Miyake (Fender Rhodes, Flugelhorn, Sampling) Chacal, Sidinho Moreira (Percussion) Michael Leonhart (Trumpet) Strings

Silva
Vinicius Cantuaria
Hannibal
2005-10-25


 Vinicius Cantuária、2005年作。
 とても静かなジャジーMPB。
 ギターかストリングスを背景にしたクールな囁きヴォイス。
 電子音を含めてときおりのサポートが入りますが、あくまでギターとストリングスとヴォイスの音。
 少し沈んだ感じで淡々と進む空気の流れ。
 ときおりの静寂。
 いつものさり気ない哀愁、あるいはカリブ~メキシカンな感じも含めたオリジナル曲にJobim一曲。
 ボッサが半分ぐらいに残りが先端的な香りのポップス~ロック。
 いずれもとても静かです。
 いろんな音が聞こえてきてカラフルな“Cymbals” (2007)、オーソドックスなボッサの“Samba Carioca” (2010)よりもさらに油気が抜けた感じ、シンプルで飾り気がない感じ。
 この人にしてはちょっと?なジャケットを含めて地味な一作なのかもしれません。
 が、シンプルながら洗練された、やるせない音。
 シンプルで仕掛けが少ない分、あのChet Bakerの音のようにも聞こえてきます。
 さり気なくて、淡々とした空気感がとてもいい感じの一作。




posted by H.A.