“Sol Na Cara” (1996) Vinicius Cantuária

Vinicius Cantuaria (guitar, voice, vibraphone, percussion) Sakamoto Ryuuichi (piano)
Arto Lindsay (guitar) Jania Carvalho Austin (bass)

Sol Na Cara
Vinicius Cantuaria
Hannibal
2006-03-14


 Vinicius Cantuária、1996年作。
 坂本龍一氏との事実上のDuo作品。
 二人の音を中心として、少々のサポートが入る形、New York先端系のArto Lindsayがプロデュースにクレジットされています。
 三人の楽曲に加えて、かつての親分Caetano Velosoとの共作が多く取り上げられ、ボサノバ、フォークロック、ファンク。
 オーソドックスなボサノバに絡みつくような静かな電子音。
 あるいはフォーキーな演奏、少しひねったファンク、ロックな楽曲。
 この期では、後の湿った夜な感じではなく、乾いた質感、明るくソリッドな音。
 1970年代MPBのイメージを残した楽曲、Arto Lindsay的先端ロックの色、あるいは坂本龍一氏の色合いが入り混じる感じでしょうか。
 ボーカルも後の沈んだ感じではなく、若々しさが先に立つ感じ。
 妖しさも少々のみ。
 1970年代MPBから1980年代AORを経て、次を模索している時期なのでしょう。
 もちろんクールで静謐な雰囲気はこの時期から。
 お洒落でやるせなくて危ないVinicius Cantuária までもう少し。




posted by H.A.