“Cantando a Elsy” (2018) Nora Sarmoria

Nora Sarmoria (Piano, Voice, etc.)
Facundo Ferreira (Percussion) Patricio Bottcher (Winds) 
Mati Mormandi (Piano, Voice) Alisa Kaufman (Guitar, Voice) Catalina Sarmoria (Voice) Verónica Parodi (Poem, Voice)



 現代フォルクローレのピアニスト&ボーカリストNora Sarmoria、アルゼンチンの児童文学作家 Elsa Bornemannの詩を楽曲化した作品集。
 この期に多い子供向けの企画、確かにそんな感じの楽曲もあったり、娘さんも参加されたりしているようですが、全体的にはちょっとハードで大人な感じ。
 例によってピアノの弾き語りに、ときおりのパーカッションと管、弦の編成。
 跳びはねるピアノに演劇めいた歌。
 楽曲ごとにゲストボーカリストを迎えて、賑やかだったり、少し哀しげだったり。
 これまでの素直なファンクジャズや少し変わった電子音よりも、メロディや展開そのものがひねった感じ、演劇性が強くなっているかもしれません。
 インタールド的な短い演奏を含めて全20曲。
 あれよあれよと、めまぐるしく景色は変わっていきます。
 いずれにしても、元気で明るくて楽し気で、ほんの少しアバンギャルドで不思議な音。
 現代フォルクローレでもない、南米ファンクジャズでもない、独自の世界が出来上がっているんだろうなあ、と思います。




posted by H.A.