”Bichos Y Malezas” (2004) Nora Sarmoria, Marcos Cabezas

Nora Sarmoria (piano, electric piano, accordion, voice) Marcos Cabezas (marimba, vibraphone, voice)

 アルゼンチンのピアニスト&SSWとマリンバ奏者のDuo作品。
 ファンクジャズなNora Sarmoriaと“Libre De Consenso” (2002)にも参加していたMarcos Cabezas、二人のだけのシンプルな編成。
 インスツルメンタル曲が中心、ボーカル曲は数曲ですが、いつも通りのノリノリのジャズファンクピアノ。
 それに陰影を付けるのが全編で鳴り響くマリンバの音。
 いつものファンクジャズがベースではあるものの、少し明度が落ちたダークな空気感。
 冒頭二曲はハイテンションなジャズファンク、ボーカル入り。
 変幻自在なマジカルヴォイスとピアノとマリンバの激しいチェイスが映えるメカニカル曲。
 たった二人の演奏ながら、息をつく暇がない凄まじい演奏。
 以降、ボーカル曲は数曲で、インスツルメンタル中心のジャズファンクが並びます。
 ハイテンションの連続かと思えば、すっとぼけ系でコミカルな感じ、漂うような幻想的なバラード、・・・、ってな感じでいろんなイメージの楽曲が交錯します。
 ボーカル曲が少ない分、ジャズな空気感も強くてマニアックな成分が十二分。
 ときおり登場するエレピとビブラフォンがこれまたクール。
 そんなこんなで少し色合いの違ったNora Sarmoria作品。
 ん?ここまでも十分にマニアックだったかな?
 とにもかくにも、とてもカッコいいアルゼンチン・コンテポラリー・ファンク・ジャズ。




posted by H.A.