“Libre De Consenso” (2002) Nora Sarmoria
Nora Sarmoria (piano, vocals)
Quique Sinesi (guitar) Facundo Ferreira (percussion) Marcos Cabezaz (vibraphone) Martín Pantyrer (winds)
コンボというよりもピアノの弾き語りをベースに、ギター、管楽器、パーカッションなどが彩りを付ける構成。
ピキピキパキパキしたハイテンションなピアノに変幻自在のヴォイス。
いつもベースレスなのは制約を嫌っているんでしょうかね。
フリーになる場面はないのですが、自由奔放に跳びはねまくるファンクなピアノ。
Quique Sinesiのギターとのハイテンションなバトルで幕を開け、幻想的でしっとりとした哀愁曲あり、ゴリゴリファンク、あるいはジャジーなソロピアノあり、妖しいバリトンサック入りのラテンジャズあり、クールなヴィブラフォン入りあり、フォーキーな演奏あり・・・
各曲がそれぞれ別の表情な演奏、変幻自在。
ピアノ自体も変幻自在であることも加えて猥雑な感じもあるのですが、なぜか一貫した統一感があります。
これでもかこれでもかと畳み込んでくる彼女独特のファンクネスとポップネスが溢れる音。
こりゃカッコいいや。
posted by H.A.