『レッド・スパロー』 (2018)

 2018年、監督フランシス・ローレンス、出演ジェニファー・ローレンス、ジョエル・エドガートン、マティアス・スーナールツ他。
 女性スパイのアクションサスペンス。
 クールで無表情なジェニファー・ローレンスが似合うロシアの女スパイ、その誕生~ファーストミッション。
 時代は現代、舞台はモスクワ、ブタペスト、ロンドン。
 冷戦は終わったものの諜報戦が続く東西陣営。
 ケガでバレリーナへの夢を断念し、情報機関勤務の叔父を頼り、いわゆるハニートラップ要員養成機関を経てスパイへの道へ。
 『007』や『ミッションインポシブル』、あるいは女性エージェントの『ソルト』(2010)のようなド派手なアクションや壮大な陰謀はありません。
 二重、三重スパイの情報戦と非情なだまし合い、トラップの仕掛け合い。
 決してスーパーウーマンではない主人公含めて、こちらの方がよりリアルなのでしょうから、かえって怖いようにも思います。
 華やかな衣装と美しい景色に彩られながらも、全編ダークで陰湿なムード。
 もっと過激で激しい方向に行きそうでそうはならない、あくまで頭脳戦と駆け引きが中心の本作。
 さて、次作があるのでしょうかね?
 いろんなシナリオが期待できるいいネタだと思うのですが、さて・・・?


 

posted by H.A.