『ジュラシック・ワールド/炎の王国』 (2018)



 2018年、監督J・A・バヨナ、製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ他、出演クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード他。
 言わずと知れた人気シリーズの五作目。
 基本的には同じ路線、人間、あるいはそのエゴと強力な野生の生命との闘い。
 ここまで続くとどこかで見たよなあ・・・ってな場面、話の流れが多いのは仕方ないのですが、作品が進むにつれてCGの完成度が上がっていて、凄まじいリアリティの恐竜群。
 初作“ジュラシック・パーク” (1993)から十分にすごいのだけども、ここまでくると作り物っぽさが全く感じられません。
 ストーリー云々、役者が云々ではなく、それだけでも観る価値があるのでしょう。
 もちろんスピルバーグ系ならではの演出がたっぷり。
 ”ジョーズ” (1975)よろしく、ジワジワきて、うわぁ・・・ってな場面がたくさん。
 これまたお約束の様式美ではありますが、飽きません。
 ストーリー的には火山の噴火と絶滅危機、恐竜を売買する闇組織などの新しい要素を盛り込みつつ、いつもの追いかけっこ、さまざまなシチュエーションとあの手この手の脱出劇が中心。
 ああ、これでやっと大団円か、と思いきや、ここまでのシリーズにはない、えっ?な終わり方。
 "Welcome to Jurassic World"ってそういうことなの?!
 続きの次作があるんだろうなあ・・・
 また見ざるを得ないなあ・・・


 

posted by H.A.