“Milton” (1976) Milton Nascimento

Milton Nascimento (guitar, vocals)
Toninho Horta (electric guitar) Hugo Fattoruso (piano, electric organ) Novelli (double bass) Roberto Silva (drums, percussion) Laudir De Oliveira (percussion)
Herbie Hancock (piano) Wayne Shorter (soprano, tenor sax) Raul De Souza (trombone)

Milton
Milton Nascimento
Polygram Records
2000-04-04


 Milton Nascimento、1976年作。
 ブラジリアンのバンドにWayne ShorterHerbie Hancock、ブラジリアンジャズのRaul De Souza。
 そんなジャズなゲストを迎え、“Native Dancer” (1974)を経た時期ですが、まだロックな色合い。
 この期のレギュラーメンバーToninho Hortaもロックなギターを弾いています。
 全体のイメージはブラジル山奥エスニック色が混ざるBeatles的ロック~ポップスのフュージョン。
 そんな中で、たくさんの場面で吹きまくるWayne Shorterに、“Courage” (1968,1969)でも共演していたHerbie Hancockがカッコいい。
 ファンキーな“Man-Child” (1974-75)と同時期ですが、本作ではスーパージャズピアニスト。
 凄いのが、幻想的な名曲”Fransciso”。
 訥々としたギターとピアノを背景にしたスキャット、強烈な浮遊感とセンチメンタリズム。
 “Lachrimae” (2003) Andre Mehmariで素晴らしいカバーがありますが、こちらの方がカッコいいかも・・・?
 そんなブラジル山奥系エスニックで幻想的な演奏を間に置きながら、ロックな、あるいはBeatlesな元気いっぱいの演奏がたっぷり。
 これまた1970年代的MPBな音ですが、サイケでディストーションなギターもなくなり、スッキリした感じになってきているのかな?
 さてどうでしょう?




 posted by H.A.