“Partners” (1989) Paul Bley, Gary Peacock

Paul Bley (piano) Gary Peacock (bass) 


Partner
Paul Bley
Sunny Side
2003-07-29


 Paul Bley, Gary PeacockのDuo作品。
 イタリアSoul Note、あるいはドイツECMからではなく、フランスのOwlレーベルから。
 同じくDuo、Soul Noteの“Mindset” (1992)と同様に、Duo、各々のソロを概ね三分の一ずつ。
 構成は似ているものの、そちらと比べると激しく動く音。
 Gary Peacockはどちらも激しい演奏ですが、こちらはPaul Bleyも激しい演奏。
 この人にしては珍しくしっかりと空間が埋まったRichie BeirachSteve Kuhnのようなピアノ。
 二人あわせてKeith Jarrett Standardsな場面もしばしば。
 いつものたっぷりのタメを効かせた美しいバラード演奏も何曲かあります。
 理不尽なまでのスケールアウトもいつも通りなのだと思いますが、音数が多い分、それが目立ちません。
 録音もなんだかきらびやか。
 太い音で音量も大きいベースと、たっぷりのエコーが効いた高音が強い派手な音のピアノ。
 ECMの音に慣れてしまった耳には新鮮に聞こえます。
 が、こちらの方が普通なのかな?
 クールでアーティスチックなPaul Bleyではなく、Gary Peacockの名人芸と、その熱に合わせるような何でも弾けるジャズピアニストPaul Bley。
 ま、普通のジャズピアノではないのですが・・・
 やはり名人は何をやってもカッコいい。




posted by H.A.