“Jaco” (1974) Paul Bley, Jaco Pastorius, Pat Metheny, Bruce Ditmas

Paul Bley (Electric Piano) Jaco Pastorius (Bass) Pat Metheny (Guitars) Bruce Ditmas (Drums)

Pastorius/Metheny/Ditmas/Bley
Jaco Pastorius
Greyscale Jazz
2018-04-20


 "Jaco"と題された凄いメンバーでのセッション、あるいはリハーサルの音源。
 Paul Bleyが親分なのでしょう。
 楽曲も彼の作品がほとんど。
 “Bright Size Life” (1975) Pat Methenyの制作前、Jaco Pastorius, Pat Methenyともにデビュー前。
 Paul Bley は全曲でエレピを弾き、フリージャズではなく、“Weather Report” (Feb-Mar.1971)的、あるいはエレクトリックMiles的な妖しいジャズフュージョン。
 Jaco Pastoriusはこの時期にすでにスタイルを確立していて、ゴムまりのように弾むファンクから、超絶な疾走、あのどカッコいい4ビート、ぶっ飛ぶソロ、その他諸々、“Black Market” (1976) Weather Reportから聞かれるJacoそのもの。
 一方、Pat Methenyは本人とはなかなかわからない演奏。
 ジャズ的なインプロビゼーションに凄みはあるものの、終始ワウ?をかけてチョーキングを多用したサイケな音。
 ここから短期で“Bright Size Life” (1975)に化けるとはなかなか想像できないのですが・・・
 それに加えて、ヒタヒタと迫りつつバシャーンドシャーンとくる、あの時代のジャズロック系の激しいドラム。
 Paul Bleyは様子を見つつ軽く流している感じでしょうか?
 彼の音楽のイメージではないのですが、彼一流の世間からズレたような妖しさ、スタイリッシュさは漂っています。
 あの時代のクリエイティブな先端ジャズの一コマ。




posted by H.A.